【宿泊記】ウェスティンルスツリゾートのプラチナ特典・ラウンジ・朝食・スイートを全公開

【宿泊記】ウェスティンルスツリゾート 全室スイートに4人で泊まる|白いアジサイと赤いユリの奥に建つホテルと、夏のルスツリゾート

ウェスティンルスツリゾートに、女性4人で泊まってきました。

「全室スイートって本当?」「4人でも泊まれる部屋はある?」「マリオットの特典はどこまで使える?」——予約前に調べていると、こうした疑問がまとめて出てきます。

結論からお伝えすると、このホテルは4人以上のグループ旅行にこそ向いています。

客室は全室が2階建てのメゾネットで76㎡以上。私たちが案内された部屋には、ベッドが5台ありました。

ただし、マリオットプラチナ特典の朝食・ラウンジ特典は2名まで
クラブラウンジもありません。ここを知らずに行くと、当日「えっ」となります。

2026年8月2日、マリオットチタン会員として1泊。この記事では、実際に泊まって撮った写真とともに、次のことを公開します。

この記事でわかること
  • 客室…17階のスイートへ無料アップグレード
  • プラチナ特典…チタン会員だけのチェックインと、ロビーラウンジの中身
  • 朝食…アトリウムのブッフェと、北海道産8種のおにぎりバー
  • 温泉…3か所のうち2か所は、ルームキーでは入れません
  • 宿泊料金…夏は冬の約4分の1。4人で泊まって1人18,838円

読み終わる頃には、夏のルスツに何人で行けば、いくらで何ができるかが分かります。

目次

ウェスティンルスツリゾートとは|全室メゾネットスイートの基本情報と営業期間

ウェスティンルスツリゾート17階の客室から見た、夏のゴルフ場と緑に覆われたスキーコース

まずは、このホテルがどんな場所なのかを整理します。

北海道で唯一のウェスティン。2025年12月で10周年

ウェスティン ルスツリゾートは、北海道で唯一のウェスティンブランドのホテルです。

もとは「ルスツタワーホテル」として営業していた建物が、2015年12月にウェスティンとしてリブランド開業。2025年12月で10周年を迎え、館内では「10th ANNIVERSARY」のロゴを見かけました。

北海道最大級の遊園地を持つルスツリゾートの中に立つ、23階建ての高層タワーです。

全室メゾネット・76㎡以上という珍しさ

ウェスティンルスツリゾートのメゾネットスイート下階のリビング。緑のラグとソファ、奥にミニキッチン

このホテル最大の特徴が、客室がすべて2階建てのメゾネットで、しかも76㎡以上 という点です。

部屋タイプ広さ最大定員
ツイン76〜85㎡4名
キング85㎡4名
トリプル88㎡5名
4ベッドルーム92〜94㎡4名
5ベッドルーム108㎡7名

日本のマリオット系列で、全室がこの造りのホテルは他にほとんどありません。
同じウェスティンでも、ウェスティン都ホテル京都ウェスティンホテル横浜とはまったく別のタイプのホテルです。

ウェスティンルスツリゾートの基本情報

ウェスティンルスツリゾートの外観。青空にそびえる23階建てのタワーホテル
項目内容
名称ウェスティンルスツリゾート
所在地北海道虻田郡留寿都村字泉川133番地
チェックイン/アウト15:00/12:00
館内施設天然温泉、ドライサウナ、24時間フィットネス、コンビニ、アウトドアショップ
別棟への移動モノレールで約5分(無料)

チェックアウトが12時と遅めなのが、滞在型リゾートらしいところです。

通年営業ではありません|毎年4月と11月にクローズ期間があります

ここは予約前に必ず確認してください。

ウェスティン ルスツリゾートは、季節の切り替え時期にあたる4月と11月に、毎年クローズ期間を設けています。改装などの一時的なものではなく、毎年の運営スタイルです。

シーズン期間
2026サマー2026年4月29日〜10月17日宿泊分まで
2026-27ウィンター2026年12月1日〜2027年3月30日宿泊分まで

つまり、この年でいえば——

  • 10月18日〜11月30日は泊まれません(北海道の紅葉シーズンが丸ごと入ります
  • 3月31日〜4月28日も泊まれません(春の連休前も要注意)

「紅葉の北海道でウェスティンに泊まろう」は、そもそも成立しません。

※開始・終了の日付は年によって前後します。予約前に必ず公式サイトの営業期間案内をご確認ください。

ウェスティンルスツの宿泊料金|夏は冬の約4分の1、4人で1人18,838円

満開の白いアジサイと赤いユリ越しに見えるルスツリゾートの迷路と、ウェスティンルスツリゾートの建物

このホテルで一番お伝えしたいのが、夏と冬の料金差です。

同じ部屋が、冬は242,608円・夏は62,704円

ウェスティンルスツは、もともとスキーリゾートです。だから冬は強気の価格になります。

同じスタンダードルーム・4名1室・素泊まりを楽天トラベルで比べると、こうなりました。

宿泊日4名1室の料金1人あたり
2027年1月13日238,976円59,744円
2027年2月10日242,608円60,652円
2027年3月10日107,088円26,772円
2026年8月2日(今回)62,704円15,676円

つまり——

冬のピーク(2月)と比べると、夏は約4分の1。差額は179,904円です。

シーズンが変わるだけで、これだけ違います。3月に入れば冬でも107,088円まで下がるので、「雪は見たいけれど予算は抑えたい」なら3月も選択肢になります。

※料金は調査時点のもので、日によって変動します。いずれも素泊まり・スタンダードルーム・4名1室の料金です。

マリオットの特典は「2名まで」|3人目からは有料

ここが、4人以上で泊まる方に一番お伝えしたい点です。

マリオットボンヴォイプラチナ特典の朝食・ラウンジ特典は、会員本人+1名の合計2名まで。
3人目からは自分で払います。

スクロールできます
項目2名まで3人目から(大人・税込)4人での追加額
ロビーラウンジ(ドリンク)無料3,025円/人+6,050円
朝食(アトリウム)無料3,300円/人+6,600円
追加合計+12,650円

6歳未満のお子さまはラウンジ無料。
ラウンジの3人目以降は7〜19歳に子供料金が適用されます。
朝食は12歳以下のお子さまが別枠で無料です。

4人の総額と、割り勘した金額

マリオットアプリの予約画面。ウェスティンルスツリゾート4名1室・滞在合計62,704円の表示

実際に払った金額を、すべて公開します。

  • 宿泊費(4名1室)… 62,704円
  • 朝食の追加(3,300円×2名)… 6,600円
  • ラウンジの追加(3,025円×2名)… 6,050円

合計75,354円 → 1人あたり18,838円

76㎡以上のメゾネットスイートに泊まって、朝食もラウンジも付いて、この金額です。
冬に2人で泊まったら1人10万円を超えることを考えると、夏の割の良さが際立ちます。

正直に書きます|夏のルスツを選ぶデメリット

もちろん、夏がすべて勝ちではありません。

  • スキー・スノーボードはできません。雪景色が目的なら冬一択です
  • 遊園地は宿泊費と別料金(1日券 大人6,300円/オンライン5,400円)
  • 紅葉シーズンは休館。10月中旬〜11月末は泊まれません

それでも、温泉もリゾート内の散策も無料で、夜は上着が欲しいくらい涼しい。
「涼しい北海道でのんびりしたい」なら、夏のルスツは価格以上の価値があります。

ウェスティンルスツのプラチナ特典とラウンジ|クラブラウンジはなし・チタン会員のチェックイン

ウェスティンルスツリゾートのフロントカウンター

ウェスティンルスツに、クラブラウンジ(エグゼクティブラウンジ)はありません。
その代わりの特典が、想像以上に手厚いものでした。

チェックインはロビーラウンジで、ドリンクを飲みながら

ウェスティンルスツリゾートのロビーラウンジのソファ席とテーブル

到着してすぐ、カウンターではなくロビーラウンジの席へ案内されました。

渡されたのは「Welcome Drink」と書かれた専用メニュー。6種類から好きなものを1杯選べます。

  • フレッシュオレンジジュース
  • コーヒー
  • カフェラテ
  • カプチーノ
  • 紅茶
  • ホットチョコレート

移動で喉がカラカラだったので、これは本当にありがたいサービスでした。

ゆみみ(筆者)

ここでチェックインできるのはどんな人ですか?

ホテルスタッフ

チタンエリート以上のお客様です

このサービスは、スタッフに直接聞いた回答です。

さらに、北海道みやげの定番「白い恋人」を1箱いただきました。
これは後述するウェルカムギフトとは別枠です。

実は今回のメンバーに、以前プラチナ会員としてこのホテルに泊まった人がいます。
その時はカウンターでのチェックインで、お土産もなかったとのこと。
同じホテルでも、チタンとプラチナでスタートがここまで違うのかと驚きました。

プラチナ以上のエリート特典一覧(ホテル公式の案内より)

チェックイン時に、特典をまとめた紙をいただきました。内容がはっきりしていて分かりやすいので、そのまま表にします。

特典内容
ウェルカムギフト1,000ポイント/ホテル特製ジャム/朝食(本人+1名)から1つ選択
12歳以下の朝食無料
客室アップグレードスイートを含む上位の部屋(空室状況による)
レイトチェックアウト最大16:00まで無料(空室状況による)
ロビーラウンジ20:30〜23:00(最終入店22:30)ドリンク無料・同室2名まで
館内レストラン昼食・夕食が10%オフ
チェックアウト後ウェスティンルスツ温泉の入浴が無料

※10%オフは食事のみが対象。朝食・ルームサービス・お飲み物・ルスツリゾートホテル&コンベンション内の店舗は対象外です。

ウェルカムギフトは3択|私たちは迷わず朝食

ここが、予約前に知っておきたい一番のポイントです。

朝食は「無条件でついてくる特典」ではなく、ウェルカムギフトの選択肢のひとつ

朝食を選ぶと、1,000ポイントもホテル特製ジャムももらえません。

  • 1,000ポイント … 金額換算で1,000円前後
  • ホテル特製ジャム … おみやげとしては嬉しい
  • 朝食(本人+1名) … 1名3,300円 × 2名 = 6,600円相当
ゆみみ(筆者)

迷う余地なく朝食一択です。

小さいお子さん連れなら、さらにお得です

12歳以下のお子さんの朝食は別枠で無料です。
つまり大人2人+12歳以下の子ども2人の4人家族なら、追加料金なしで4人全員が朝食を食べられます。

ロビーラウンジの実際|ドリンクのみ、無料フードはチップスだけ

夜のロビーラウンジは、20:30〜23:00(最終入店22:30)のドリンク無料です。

正直にお伝えすると、期待しすぎない方がいい内容でした。

  • 飲み放題になるのはドリンクのみ(生ビール・ワイン・カクテル・ソフトドリンク)
  • 無料のフードはトルティーヤチップスだけ
  • 料理は別料金(チーズ盛り合わせ2,200円、ハム盛り合わせ2,200円など)
  • 北海道ナイトソフトクリーム600円(これはそそられました)

一般的なクラブラウンジのような「食事もお酒も揃うカクテルタイム」を想像していると、少し肩透かしかもしれません。

とはいえ——

ゆみみ(筆者)

女性4人で夜にお酒を飲みながら1時間半おしゃべりする場所として、これ以上の環境はありませんでした。

部屋に戻ってからもトークは続き、結果的にこの日の一番の思い出になっています。

ウェスティンルスツの朝食|アトリウムのブッフェと北海道づくしのおにぎりバー

ウェスティンルスツリゾートの朝食会場アトリウムのブッフェ台と、窓の外に広がる緑

朝食会場は、1階の「オールデイダイニング アトリウム」。営業は6:30〜11:30と長めです。席からは一面の緑が見渡せて、朝から気分のいい席でした。

アトリウムの朝食ブッフェ。小鉢に盛られた惣菜やトッピングが並ぶカウンター

プラチナ以上ならウェルカムギフトで選択して2名まで無料、3人目からは1名3,300円でした。

一番の目玉は「おにぎりバー」|北海道産の具材8種類

ブッフェの中で一番印象に残ったのが、日本料理「風花」の料理長特製のおにぎりバーです。

北海道産のお米「ななつぼし」を使い、和食の料理人が目の前で握ってくれます。

選べる具材は8種類。すべて北海道産です。

  1. 北海道 鮭
  2. 北海道 山わさび塩昆布
  3. 北海道 じゃがいもバター
  4. 北海道 とうもろこしマヨ
  5. 北海道 白老黒毛和牛時雨煮
  6. 北海道 伊達鶏そぼろ味噌
  7. 北海道 とうもろこしつぶ辛味噌和え
  8. 北海道 ルスツ高原豚の旨煮

白老の黒毛和牛、伊達鶏、そして地元ルスツ高原豚まで。ホテルの朝食で、その土地の食材をここまで選べるところはなかなかありません。

朝食はウェルカムギフトで選ぶ価値が十分にあります。

ゆみみ(筆者)

北海道産のお米「ななつぼし」と厳選素材の『おにぎりバー』が印象的で美味しかったです!

ウェスティンルスツの客室|スイートへ無料アップグレード・17階メゾネットの部屋レポ

ウェスティンルスツリゾート「ラグジュアリー2ベッドルーム2階建てスイート」のリビングと階段

予約はスタンダードルーム。それが17階の「ラグジュアリー (ベッド5台), 2ベッドルーム2階建てスイート」になりました。

玄関は上の階。階段を「降りる」珍しい造り

玄関階から階段越しに見下ろした、メゾネットスイート下階のリビング

ドアを開けて驚きました。入った場所が上の階で、リビングは階段を降りた先にあります。

メゾネットと聞くと「1階から2階へ上がる」形を想像しますが、この部屋は逆。上から入って、下へ降りる構造です。

玄関を入ってすぐの空間には、姿見と、スーツケースを広げて置けるスペース。
4人分のスーツケースを並べても通路が塞がりませんでした。

上の階|ベッド3台の寝室から、緑のゲレンデを望む

ウェスティンルスツリゾートのスイート上階。ベッド3台と緑の山を望む大きな窓

玄関脇のドアを開けると、そこがベッド3台の寝室です。

  • 壁一面が白樺林を描いたアートウォール
  • 大きな窓の向こうに、緑に覆われたスキーコース
  • デスクとテレビも完備

冬は真っ白なゲレンデになる斜面が、夏はこの色です。朝カーテンを開けた瞬間の景色は、この部屋の一番の贅沢でした。

下の階|リビングとミニキッチン

メゾネットスイートのリビング。階段の下にミニキッチン、右手に収納式ベッドの扉

階段を降りると、滞在の中心になるリビングです。

  • 曲線を描くソファと1人掛けチェア2脚、大きなラウンドテーブル
  • 森をイメージした緑のラグ
  • 大画面テレビ

カウンター式のミニキッチンには、シンクとグラス、そして——

  • ネスプレッソのコーヒーマシン(カプセル5種類)
  • 電気ケトル
  • ART OF TEAのティーバッグ3種(イングリッシュブレックファスト/エジプシャンカモミール/煎茶グリーン)
  • 空の冷蔵庫
ゆみみ(筆者)

シンクがあるのが地味に便利でした。

羊蹄山麓の湧き水を提供する客室の給水栓と、ペットボトル削減を伝える案内カード

ただし、ひとつだけ注意点があります。

この部屋にペットボトルの水は置かれていません。

用意されているのは「羊蹄山麓の自然が育んだおいしい水」の蛇口と、空のガラス容器です。

  • メリット … きれいな水がいくらでも使える。ペットボトルのゴミも出ない
  • デメリット持ち出せない
持っていくと便利なもの
  • 空のペットボトルか水筒を1本。羊蹄山麓の湧き水を入れて出かければ、日中の散策で飲み物を買わずに済みます

下の階|ベッド2台の寝室と、壁から出てくる収納ベッド

ウェスティンルスツリゾートのスイート下階。ベッド2台とオットマン付きチェアのある寝室

リビングの奥、ドアで仕切られた先にもう一つの寝室があります。

窓際にはオットマン付きのチェア。ベッド2台の奥にクローゼットと鏡台が並びます。

リビングの壁から引き出した収納式ベッド

そして驚いたのが、リビングの壁から引き出せる収納式ベッドが2台あること。

これを出せば最大7名まで泊まれます。

壁に完全に収まっているので、使わなければ存在にすら気づきません。

4人旅の正解だった、2つの洗面台と洗い場付きバスルーム

ウェスティンルスツリゾートのスイートの、2つ並んだ大理石カウンターの洗面台

正直、この部屋で一番ありがたかったのがこれです。

朝の身支度は、4人だと必ず渋滞します。それが2人同時に使えるだけで、待ち時間がまるで違いました。

洗い場付きのバスルーム。シャワーと独立したバスタブ

バスルームは洗い場付き
シャワーとバスタブが分かれた日本式で、ゆっくり湯船に浸かれます。しかもトイレは別。誰かがお風呂に入っていても、他の3人が困りません。

大理石のカウンターにバスローブ、手すり付きの浴槽。設備の質もきちんとしています。

メゾネットの本当の良さは、夜に分かった

正直、泊まる前は「2階建てって移動が面倒では?」と思っていました。

実際は逆でした。

上下2フロアに寝室が分かれているので、先に休みたい人と、まだ話していたい人が両立できます。

ラウンジから戻ってからも、私たちはリビングで遅くまでおしゃべりを続けました。
この日の一番の思い出は、正直この時間だったかもしれません。

ウェスティンルスツの温泉|ことぶきの湯など3か所と、鍵がないと入れない注意点

ルスツリゾートホテル ノースウイング6階にある温泉「ことぶきの湯」の入口

ウェスティンルスツの宿泊者は、リゾート内の3つの入浴施設を無料で使えます。

ただし——うち2か所は、ウェスティンのルームキーでは入れません。ここを知らずに行くと確実に困ります。

まず全体像|無料で入れるのは3か所

スクロールできます
施設場所種類入るのに必要なもの
ウェスティンルスツ温泉ウェスティン 2F天然温泉ルームキー
ルスツ温泉・ことぶきの湯ノースウイング 6F天然温泉フロントで借りるカードキー
サウスウイング大浴場サウスウイング 1F羊蹄山麓の伏流水フロントで借りるカードキー

私たちが入ったのは上の2か所。3か所目には、あとで書く理由で入れませんでした。

ウェスティンルスツ温泉(館内2F)|ルームキーだけで入れます

  • 営業:夏は5:00〜25:00
  • 泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉(美肌の湯)
  • 露天風呂、日替わりアロマのジャグジー、ドライサウナ

入るのに必要なのはルームキーだけ。部屋から降りてそのまま入れます。深夜1時まで開いているので、ラウンジのカクテルタイムのあとでも間に合います。

ことぶきの湯(ノースウイング6F)|鍵は「別のホテル」のフロントで

ことぶきの湯のカードキーを借りる、ルスツリゾートホテル&コンベンションのフロント

もうひとつが、モノレールで渡った先、ルスツリゾートホテル&コンベンションのノースウイング6Fにある「ことぶきの湯」です。

  • 横幅20mの露天風呂
  • 洞窟風呂、サウナ
  • 営業:6:00〜9:00/14:00〜翌1:00
  • ウェスティン宿泊者は無料

2019年7月にオープンした施設で、露天風呂の開放感は館内の温泉とはまた違う気持ちよさでした。

  • ウェスティンのルームキーでは、この浴場のドアは開きません。
  • 入るには、ルスツリゾートホテル&コンベンションのフロント(ウェスティンのフロントではありません)で入口ドアのカードキーを借りる必要があります。
  • しかも浴場はフロントから少し離れています。知らずに直接向かうと、そこそこの距離を往復するはめになります。

私たちの失敗|鍵を返してから、3か所目に気づきました

もうひとつ、実際にやってしまった失敗を共有します。

ことぶきの湯から上がった私たちは、入口の返却ボックスに鍵を返しました。

そのあと、サウスウイング1Fの大浴場にも寄ってみようとしたのですが——ここもウェスティンのルームキーでは開きませんでした。

おそらく、先ほど返した鍵と共通だったのだと思います。

2か所以上ハシゴするつもりなら、鍵を返す前に回りきってください。

私たちは取りに戻るのが面倒になり、結局ウェスティン館内の温泉で締めました。

チェックアウト後も温泉に入れます(プラチナ以上)

見落としがちですが、エリート特典に「チェックアウト後のウェスティンルスツ温泉の入浴が無料」という項目があります。

つまり——

12時にチェックアウトしてから温泉に入り、さっぱりしてから帰路につけます。

荷物を預けて園内を散策し、最後にひと風呂、という組み立てが可能です。

プールとジムは見学だけしました

正直にお伝えすると、プールとジムは利用していません。覗いてきただけなので、写真だけ載せておきます。

夏のルスツリゾート|遊園地なしでも楽しめる散策・ひつじ広場・ライトアップ

ウェスティンルスツリゾートの高層階から見た、夏のルスツリゾート遊園地と緑の山

私たちは今回、遊園地には入っていません。それでも、夏のルスツは十分すぎるほど楽しめました。

移動は無料のモノレール。約5分でリゾートの中心へ

ウェスティンルスツリゾートと別棟を結ぶ無料モノレールの車両と赤い座席

ウェスティンから別棟のルスツリゾートホテル&コンベンションへは、モノレールで約5分。
しかも無料です。

車内は赤いレザーのベンチシート。車体には森や山のイラストが描かれ、「MOUNT YŌTEI 1,898m」「YOU ARE HERE」の文字が。乗っているだけで気分が上がります。

これが「遊園地に行かなくても楽しめる」理由の半分です。
移動そのものがアトラクションになっていて、しかも宿泊者は何度でも乗れます。

真っ白なアジサイが一面に。8月上旬が見頃でした

ルスツリゾートのガラス張りの建物沿いに、一面に咲く白いアジサイ

滞在したのは8月2日

ガラス張りの建物に沿って、真っ白なアジサイが丸く大きく、一面に咲いていました。青空とのコントラストが本当にきれいで、ここだけで何枚も写真を撮ってしまいました。

ルスツリゾートの庭園「花森ポタジェ」の看板と、花を飾った木製の馬車

夏のルスツは、花が主役です。

ひつじ広場|餌を持たない私たちに、羊が集まってきた

ルスツリゾートのひつじ広場で、近くまで寄ってきた白い羊

散策の途中にあるひつじ広場。ここが予想外に楽しかったです。

ひつじ広場の白い柵の中で草を食む羊たち

白い顔の羊、黒い顔の羊が7〜8頭。柵に近づくと、次々と集まってきました。

——実はここ、餌やり体験ができる場所でした。

ゆみみ(筆者)

私たちはそれを知らず、餌を持っていませんでした。それなのに羊たちが期待して集まってきてしまい、申し訳ない気持ちに。

これから行く方へ

餌やり体験、ふれあい体験などのイベントがないか確認を!

とはいえ、間近で撮った羊の顔はとびきり可愛かったです。

屋内の回転木馬とヨーロッパ風の街並み

ルスツリゾートの屋内にある2階建ての回転木馬と、ヨーロッパ風の街並み

モノレールを降りた先の館内には、2階建ての豪華な回転木馬がありました。

赤と白のストライプの屋根、金の装飾。周りはヨーロッパの街角のような建物に囲まれていて、屋内とは思えない世界観です。

私たちは乗っていませんが、この空間そのものがルスツの象徴に感じました。
雨の日でもここは楽しめます。

昼間は気球も上がっていました

ルスツリゾートの芝生から上がるカラフルな熱気球と、夏の緑の山

日中、広い芝生からカラフルな気球がふわりと浮かんでいました。
私たちは乗っていませんが、お客さんを乗せた気球が上がっていく光景は絵になります。

背後には緑の山とジェットコースターのレール。「夏のルスツ」を象徴する景色でした。

夜のライトアップ|光の迷路が別世界だった

満開の白いアジサイと赤いユリ越しに見えるルスツリゾートの迷路と、ウェスティンルスツリゾートの建物

昼間に見たときは、金網でできた大きな迷路でした。

それが夜になると——

夜のルスツリゾート。イルミネーションで光る迷路と中央のツリーのオブジェ

一面が光の壁に変わります。

迷路の中央には、まるいオーナメントを重ねた大きなツリー。周囲の壁も上から下まで電飾で覆われ、通路そのものが光のトンネルになっていました。

同じ場所が、昼と夜でまったく別の顔をします。この落差が、想像以上に楽しかったです。

そして——

ゆみみ(筆者)

8月なのに、上着が欲しいくらい涼しい。

というより少し寒いくらいでした。本州の夏の夜歩きとはまったくの別物です。

私たちの1日の流れ

参考までに、実際の動線をそのまま置いておきます。

時間帯行動
夕方モノレールでサウス側へ移動、リゾート内を散策
ことぶきの湯で温泉
園内で夕食
ライトアップされた園内をお散歩
モノレールでウェスティンへ戻る
20:30〜ロビーラウンジでカクテルタイム
その後部屋のリビングでおしゃべり

遊園地の入園料は1円も払っていません。 それでこの充実度です。

ウェスティンルスツへのアクセス|新千歳空港からレンタカー・バスで約2時間

ルスツへ向かう道路の車窓から見えた円錐形の山と、走りやすい直線道路

私たちは新千歳空港でレンタカーを借りて向かいました。

地図上は1時間33分。手続き込みで2時間みておくと安心

  • 地図上の所要時間:1時間33分
  • レンタカーの手続き時間を含めると、実質2時間ほどのイメージ

道は広く、カーブも穏やかで、とても走りやすい道でした。北海道の運転に慣れていなくても不安はありません。

私たちの実際のスケジュール(寄り道あり)

時刻行動
11:25新千歳空港周辺でレンタカーを借りる
海鮮鮨処 北々亭 千歳店で昼食(30分ほど待ちました)
午後道の駅 サーモンパーク千歳で買い物と園内散策
15:00ウェスティン ルスツリゾート到着

チェックイン時刻ちょうどに着きました。移動だけなら1時間半、寄り道を2か所入れて3時間半。このくらいの余裕を持たせるのがちょうどよかったです。

途中で寄ってよかった2か所

北々亭 千歳店で食べたホタテ、甘えび、うにの寿司

海鮮鮨処 北々亭 千歳店
地元でも評判の回転寿司。30分待ちましたが、それだけの価値がある絶品のお寿司でした。
空港からルスツへ向かう途中に位置していて、寄り道の負担がほぼありません。

道の駅サーモンパーク千歳の外観と、物産品を並べたテント

道の駅 サーモンパーク千歳
買い物と、園内のお散歩を楽しみました。併設の水族館は今回パスしています。
北々亭からも近いので、この2か所はセットで回るのがおすすめです。

レンタカーを使わないなら|シャトルバス「ビッグランズ号」

車を使わない場合は、新千歳空港からの直行シャトルバスがあります。

項目内容
所要時間国内線ターミナルから約130分
料金5,500円(オンライン予約なら5,000円
予約利用日7日前の24:00までの完全予約制

当日いきなり乗ることはできません。飛行機を取ったらすぐバスも押さえておきましょう。

どちらを選ぶか

ルスツだけで完結するならバス、周辺も回るならレンタカーです。私たちは次に書くニセコまで足を延ばしたので、レンタカーで正解でした。

なお、新千歳空港のANAラウンジについては新千歳空港ANAラウンジ体験記でまとめています。

ルスツを拠点にニセコへ|車で30分、羊蹄山とラフティング

ニセコでのラフティング。ボートで川下りを楽しむ様子

滞在中、ニセコ方面まで車で約30分走ってラフティングを楽しみました。

そのドライブ中に見えたのが、羊蹄山の絶景です。「蝦夷富士」と呼ばれる姿は、写真で見るより堂々としていました。

ニセコへのドライブ中に見えた羊蹄山と、手前に広がる畑

滞在中は雲ひとつない快晴。ルスツを拠点にすれば、ニセコのアクティビティも日帰りで十分楽しめます。

ウェスティンルスツリゾートのよくある質問

ウェスティンルスツリゾートの外観と澄み渡った青い空

ウェスティンルスツリゾートにクラブラウンジはありますか?

ありません。代わりに、プラチナエリート以上は1階のロビーラウンジで20:30〜23:00(最終入店22:30)にドリンクが無料になります。飲み放題になるのはドリンクのみで、無料のフードはトルティーヤチップスだけです。

ウェスティンルスツのプラチナ特典は何人まで無料ですか?

朝食もラウンジも同室2名までです。朝食はウェルカムギフトの選択肢のひとつで、1,000ポイント・ホテル特製ジャム・朝食(本人+1名)から1つを選びます。なお12歳以下のお子さまの朝食は別枠で無料です。

ウェスティンルスツに4人で泊まると追加料金はいくらですか?

私たちの場合、ロビーラウンジが3,025円×2名、朝食が3,300円×2名で、合計12,650円の追加でした。宿泊費62,704円と合わせて総額75,354円、4人で割ると1人18,838円です。

ことぶきの湯にウェスティンのルームキーで入れますか?

入れません。ノースウイング6Fのことぶきの湯と、サウスウイング1Fの大浴場に入るには、ルスツリゾートホテル&コンベンション(ウェスティンとは別のホテル)のフロントで専用のカードキーを借りる必要があります。複数の浴場を回るなら、鍵を返却する前にまとめて回ってください。

ウェスティンルスツの客室にペットボトルの水はありますか?

ありません。羊蹄山麓の自然が育んだ湧き水を注げる給水栓と、空のガラス容器が用意されています(ペットボトル削減の取り組みです)。水はいくらでも飲めますが持ち出せないので、空の水筒やペットボトルを1本持参すると、日中の散策で重宝します。

ルスツは遊園地に行かなくても楽しめますか?

楽しめます。私たちは遊園地に入園していませんが、無料のモノレールでリゾート内を移動し、一面の白いアジサイ、ひつじ広場、屋内の回転木馬、夜のライトアップされた迷路を満喫しました。入園料は1円もかかっていません。

新千歳空港からウェスティンルスツへはレンタカーとバスどちらがいいですか?

ルスツだけで完結するならシャトルバス「ビッグランズ号」(約130分・5,500円/オンライン5,000円・7日前24時締切)、ニセコなど周辺も回るならレンタカーがおすすめです。レンタカーの場合、地図上の所要時間は1時間33分、手続きを含めて約2時間みておくと安心です。

ウェスティンルスツリゾートは通年営業ですか?

通年営業ではありません。季節の切り替え時期にあたる4月と11月に、毎年クローズ期間があります。2026サマーシーズンは4月29日〜10月17日宿泊分、2026-27ウィンターシーズンは12月1日〜2027年3月30日宿泊分までなので、10月中旬〜11月末の紅葉シーズンと、3月末〜4月下旬は泊まれません。日付は年により前後するため、予約前に公式サイトでご確認ください。

この滞在の特典はすべて、1枚のカードから始まりました

この記事でご紹介したスイートへのアップグレード、ロビーラウンジでのチェックイン、朝食とドリンクの無料——これらはすべて、マリオットボンヴォイの上級会員資格があってこその特典です。
その入口になるのがマリオットアメックスです。
私のマリオットライフも、このカードから始まりました。

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まとめ|ウェスティンルスツリゾートは夏の4人旅にこそ向いている

ルスツリゾートのひつじ広場。ひまわりと白いアジサイの向こうで草を食む羊

最後に、この記事のポイントをまとめます。

ウェスティンルスツがおすすめな人

  • 3〜4人以上のグループ旅行をする人(部屋の広さと2つの洗面台が効きます)
  • 涼しい夏の北海道で、予定を詰め込まずにのんびりしたい
  • マリオット会員で、予算を抑えて上質な部屋に泊まりたい
  • ニセコや洞爺方面を、車で回る拠点を探している人

逆に、向かないかもしれない人

  • クラブラウンジでの食事を楽しみにしている人(ラウンジはドリンクのみです)
  • 雪景色やスキーが目的の人(それなら冬ですが、料金は約4倍になります)
  • 紅葉シーズンや春先に行きたい人(毎年4月と11月にクローズ期間があります

最後に

4人でスイートに泊まって、温泉に入って、ライトアップを歩いて、夜はラウンジでお酒を飲んで。それで1人18,838円でした。

「ルスツは冬の高級スキーリゾート」と思って選択肢から外していた方にこそ、夏のルスツを知ってほしいと思います。

北海道のほかのホテルはKIKI知床ナチュラルリゾートの宿泊記、マリオット系列の国内ホテル一覧は2026年 日本国内マリオットボンヴォイ系列ホテル一覧でまとめています。

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