ニューヨーク・JFK空港からANA便で帰国するとき、搭乗前に立ち寄れるのが第7ターミナルの「HORIZONS T7 LOUNGE(ホライズンズ T7 ラウンジ)」です。
実はこのラウンジ、受付を挟んで左がファーストクラスラウンジ、右がビジネスクラスラウンジと、エリアが2つに分かれているのをご存知でしょうか?
「どっちのラウンジに入れるの?」「ファーストとビジネスで、そんなに違うものなの?」——そんな疑問を持つ方も多いはず。
今回はNH109便のファーストクラスで帰国した際に、ブログ取材のためスタッフの方にお願いして両方のエリアに潜入させていただきました!
なお、ファーストクラス搭乗者はビジネスクラスラウンジへの入室も可能ですが、ビジネスクラスの方がファーストクラスラウンジへ入ることはできません。
静けさや食事、お酒のラインナップまで、それぞれの違いをたっぷりの写真とともに徹底比較してきました。
利用できる条件もわかりやすく表にまとめているので、JFKからANA便に乗る予定のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
JFK空港のANA指定ラウンジ「HORIZONS T7 LOUNGE」とは?

JFK空港でANA便を利用する場合、ラウンジはターミナル7(T7)の2階にあります。
エアトレインでJFK空港に到着したら、ターミナル7で下車。
建物に入ると、すぐ左手にANAのチェックインカウンターが見えます。
チェックインは出発の3時間前から受け付けており、ファーストクラス専用レーンが設けられているので、待たずにスムーズに手続きができました。
チェックイン時、同行の友人は窓際席をリクエスト。
「変更できる場合はラウンジにいる間に呼び出しをする」と案内されたそうで、搭乗前のラウンジ滞在中に確認できる親切な対応でした。

保安検査を通過したあとは、案内サインに従って進むだけ。


エスカレーターを上ると、正面に「HORIZONS T7 LOUNGE」の受付が現れます。
ネイビーの壁にブルーのネオンが映えるラウンジのロゴ。
白い胡蝶蘭が飾られ、洗練された雰囲気を醸し出しています。
受付の手前にWi-Fiのパスワードが掲示されていました。

受付の左側に「FIRST LOUNGE」の文字。
ゴールドのパネルが高級感を演出しています。
受付から右がビジネスクラスラウンジ、左がファーストクラスラウンジという構造です。
受付で搭乗券を確認していただくと、左手のファーストクラスラウンジへ案内されました。
HORIZONS T7 LOUNGE 利用条件まとめ(ANA運航便利用時)
JFK空港の第7ターミナルにある「HORIZONS T7 LOUNGE」は、入り口の受付を挟んで左側がファーストクラスラウンジ、右側がビジネスクラスラウンジと明確にエリアが分かれています。
搭乗クラスや保持しているステータスによって入室できるエリアが異なるため、まずはANA公式サイトの情報をベースに利用条件を分かりやすく表にまとめました。
ご自身の旅行計画の参考にしてみてください。
| ラウンジエリア | 対象となるお客様 | 同行者の入室 |
|---|---|---|
| ファーストラウンジ (受付 左側) | ・ファーストクラスご利用のお客様 ・ANA「ダイヤモンドサービス」メンバー | 同一便にご搭乗のご同行者1名様まで可 |
| ビジネスラウンジ (受付 右側) | ・ファーストクラスご利用のお客様 ・ANA「ダイヤモンドサービス」メンバー ・ANA「プラチナサービス」メンバー ・ANAスーパーフライヤーズ(SFC)会員 ・スターアライアンス・ゴールドメンバー | 同一便にご搭乗のご同行者1名様まで可 |
| ・ビジネスクラスご利用のお客様 ・プレミアムエコノミーご利用のお客様 | 不可 |
ファーストクラス搭乗者やANAダイヤモンドメンバーであれば、より特別感のある左側の「ファーストクラスラウンジ」を利用することができます。
今回はファーストクラスでの帰国ということで、スタッフの方にブログ取材のご協力をいただき、両方のエリアを比較してきました!
それでは、実際に中に入ってみて感じた雰囲気や食事・お酒のラインナップの違いを、たっぷりの写真と一緒に詳しくご紹介していきます。
ファーストクラスラウンジの様子

受付を左に進み、いよいよファーストクラスラウンジ内へ足を踏み入れます。
ファーストクラスラウンジの雰囲気:静かで別世界

ラウンジに入ってまず一番に驚いたのが、「とにかく静か」ということです。
室内にはそれなりにお客様はいらっしゃるのですが、話し声が全くと言っていいほど聞こえてきません。ゆったりとパソコンを開いて仕事をしている人、静かに食事を味わっている人、グラスを片手に飲み物を楽しんでいる人……。皆様、思い思いの時間を優雅に過ごされていました。
私と友人もその静謐な空気に圧倒され、なるべく周りの方がいない席を選び、小声でこっそりお喋りしなければならないほど(笑)。
窓からは滑走路の様子も見え、開放感もあります。世界地図が描かれたおしゃれなデスクスペースもあり、ビジネス利用にもぴったりです。
搭乗前の時間を静かにリラックスして過ごしたい方には、これ以上ない完璧な環境です。
ファーストクラスラウンジの食事・ドリンクコーナー
続いて、気になるお食事やドリンクのコーナーへ向かいます。

食事エリアの手前、L字型に配置されたテーブルには、小腹を満たすのにちょうどいいスナック菓子や、丸ごとのフルーツ(りんごやバナナなど)が綺麗に並べられていました。
種類豊富なホットミールとフレッシュサラダ


奥のカウンターに進むと、本格的なお食事がずらり!
フレッシュな野菜がたっぷりのサラダバーをはじめ、チキンや野菜炒めのようなホットミールなど、搭乗前にお腹を満たすのに十分なラインナップです。
どれも美味しそうで、何を食べるか迷ってしまいます。
デザート&スナック


食後のデザートや、お酒のお供も充実しています。 マフィンや大きめのクッキー、ブラウニーのような焼き菓子から、ドライフルーツ、プレッツェル、わさびピースといったスナック類まで、バリエーションも豊かです。
こだわりのドリンク・バーカウンター

そして、ドリンクコーナーも素晴らしい充実ぶりでした。


TWININGSの紅茶や本格的なコーヒーマシンはもちろん、ソーダサーバーや、フルーツがたっぷり入ったデトックスウォーターまで用意されています。

そして、何より驚いたのがお酒のラインナップです。


奥の部屋には専用のバーコーナーがあり、高級そうなウイスキーやジン、リカー類がズラリと並んでいました!
これだけの種類が自由に飲めるのは、ファーストクラスラウンジならではの特権ですね。

さらに、温度管理されたワインセラーには、白ワイン、赤ワイン、スパークリングワインが冷やされており、お酒好きの方にとっては、搭乗前からテンションが上がること間違いなしの空間です。
ビジネスクラスラウンジの様子(右側)

ファーストクラス側の静寂を堪能した後、今度は受付の右側にある「ビジネスクラスラウンジ」へお邪魔してみました。
ビジネスクラスラウンジの雰囲気:活気と開放感


中に入ってみて最初に感じた明確な違いは、ラウンジ内の「賑やかさ」です。
対象となる搭乗者やステータス保持者が多いこともあり、ファーストクラスラウンジと比べると明らかに人が多く、話し声も普通に聞こえてきました。
とはいえ、決して騒がしいわけではなく、「一般的な空港のラウンジらしい活気がある」といった印象です。

ファーストクラス側の「静まり返った特別な空間」とは対照的ですが、お連れ様と楽しく旅の思い出を語り合いたい時などは、かえってこちらのほうが気兼ねなく過ごせるかもしれません。旅仲間と乾杯しながら搭乗前のひとときを楽しむなら、賑やかなビジネスクラスラウンジのほうが断然向いています。
ファーストvsビジネス:食事・スナックを比較



続いて、ビュッフェコーナーをチェックしてみます。
サラダバーや、チキン・ライスなどの温かいホットミール、スープなどが綺麗に並んでいます。
ファーストクラスラウンジとは提供されている料理の「種類」こそ少し違いましたが、「品数やクオリティのレベル」に関しては、それほどの大きな違いは感じませんでした。
ビジネスクラス側でも十分にお腹を満たすことができます。


スナックコーナーには、Miss Vickie’sのポテトチップスやSmartfoodのポップコーン、大きめのクッキーなどが山積みになっていました。
カットフルーツ(メロンやパパイヤなど)も用意されており、食後のデザートや軽食もバッチリです。
ビジネスクラスラウンジのドリンク・お酒ラインナップ


ドリンク類も充実しています。色鮮やかなフレッシュジュースはもちろん、バーカウンターにはウォッカやジン、ウイスキーなどのリカー類がずらりと並んでいました。


ワインも、赤・白・スパークリングがしっかり用意されています。



さらに冷蔵庫には、キンキンに冷えた瓶ビールや缶のソフトドリンクがぎっしり! ビールは「ハイネケン(ノンアルコールも有)」「サミュエルアダムス(ボストンラガー)」「ブルックリンラガー」など、アメリカらしさを感じる嬉しいラインナップです。コーラやスプライト、ドクターペッパーなどの定番炭酸飲料も揃っており、気軽に手に取れるのが良いですね。
ただ、ファーストクラスラウンジにあった「専用のワインセラー」や「高級路線の銘柄」と比較すると、お酒のグレードや種類に関しては、やはりファーストクラス側に軍配が上がるかなという印象でした。
結論!ファーストクラスとビジネスクラス、ラウンジの違いは?

今回、特別に両方のラウンジを体験してわかったのは、料理の品数やクオリティに劇的な差はないものの、「空間の雰囲気」と「お酒のグレード」に明確な違いがあるということでした。
ファーストラウンジ(左側)は、とにかく静かでプライベート感が際立ちます。
高級酒が並ぶ専用バーカウンターや、温度管理されたワインセラーまで備わっていて、搭乗前にゆっくりと上質な時間を過ごしたい方にぴったりです。
一方のビジネスラウンジ(右側)は、ほどよい活気があり、同行者と会話を楽しみやすい雰囲気。
冷蔵庫には各種瓶ビールやソフトドリンクが豊富に揃っていて、カジュアルに食事やお酒を楽しみたい場面ではむしろこちらのほうが気兼ねなく過ごせます。
どちらも快適ですが、「静けさと特別感」を求めるならファースト、「賑わいと気軽さ」ならビジネス、という棲み分けがしっくりきました。
まとめ:NH109便 搭乗前の極上のひととき
JFK空港第7ターミナルの「HORIZONS T7 LOUNGE」は、出発前の時間を心地よく過ごせる素晴らしいラウンジでした。
とりわけファーストクラスラウンジの静けさは、これから始まる長旅を前に、心と体をしっかり休ませてくれます。

美味しいお食事とこだわりのワインを少しずつ味わっていると、約14時間の空の旅への期待がどんどん膨らんできました。
そして何より、ダイヤモンドメンバーを維持していれば、エコノミーやビジネス搭乗時でもこの特別な空間に立ち寄れる——改めて、その価値の大きさを実感したひとときでもありました。

最高のラウンジでの時間を終え、いよいよ羽田へ向かうNH109便へ。
ここから先のファーストクラス搭乗記は別の記事でたっぷりご紹介しています。
機内の様子が気になる方は、ぜひ下のリンクからあわせてご覧くださいね!

