冬の北海道旅行へ行くのなら、冬だからこそ体験できる旅行を楽しみたいですよね。
- 流氷を見たい!
- 冬の北海道でアクティビティを楽しみたい!
- お値打ちに航空券とホテルを予約したい!
流氷を見てみたいけど、冬の北海道ってどんな準備でどのように計画したら良いの?
私は、2月下旬に網走と知床ウトロへ行き、大満足な流氷体験をしてきました。
防寒対策と余裕を持ったスケジュールが重要です。
筆者の体験をもとに基本情報からモデルプラン、予約法そして実際の流氷の様子を写真付きでお伝えいたします。
- 網走流氷観光砕氷船おーろら号の基本情報
- モデルプラン 予約法とアドバイス
- 網走流氷観光砕氷船おーろら号の体験記
この記事で流氷を見るための疑問が解決でき、流氷を楽しむ旅行の計画を立てられます。
あなたも記憶に残る素晴らしい旅行ができます。
\雪道でも暖かく歩きやすい/
網走流氷観光砕氷船おーろら号の流氷見頃と基本情報
流氷を見てみたい人に向けて、基本的な情報や疑問点をQ & Aにまとめました。
日本で流氷が見られるのは、北海道だけです。そして、流氷の見られる期間もとても短いです。
いつでもどこでも見れるものではないからこそ「一生に一度は、見ておきたい!」と思うのです。
網走流氷観光砕氷船おーろら号 モデルコース 予約法とアドバイス
網走でのスケジュールは、余裕をもって計画しましょう!
極寒の北海道網走へ行く目的は、スバリ流氷船に乗って間近で流氷を見ることだと思います。
しかし冬の北海道・流氷体験には、想定しておかなければならない点があります。
- 流氷が接岸していない、流れてしまった
- 天候による飛行機の遅延・欠航
- 雪の状況で道路が通行止めなど
- 海上状況で船の欠航
など計画通りに行かないこともあります。
対策は、
- 網走での滞在時間を長めに確保
- スケジュール変更ができるように余裕のあるスケジュールを組み、臨機応変に変更
- 流氷以外の楽しみ方も考えておく
網走での滞在時間は、流氷船に乗るだけなら半日、市内観光を含めると1日必要です。
可能であれば網走に1泊しましょう。
知床ウトロで1〜2泊して、「流氷ウォーク」や「スノーシュー」を体験するのもおすすめです。
知床の「流氷ウォーク」が半日、「スノーシュー体験」が半日、1日あれば両方同じ日に体験できます。
バス移動される方は、知床で最低1〜2泊が必要になります。
\ 流氷見学以外の楽しみ方「網走での市内観光」の記事は、こちら /
網走流氷観光砕氷船おーろら乗り場へのアクセス
網走流氷観光砕氷船おーろら号に乗るための最寄り空港は、「女満別空港」です。
「女満別空港」から網走流氷観光砕氷船おーろら号の乗り場へは、網走バスが走っています。(おーろら運行中のみ)
所要時間は、40分、運賃は、1150円です。
網走バスのHPは、こちらです。
女満別空港から網走方面行き時刻表PDFは、こちらです。
女満別空港線や市内観光施設めぐりにお得な「あばしりフリーパス」もおすすめです。
モデルコース 2選
\ 1泊2日 モデルコース(網走のみ)/
15時出港 網走流氷観光砕氷船おーろら号乗船 もしくは、市内観光
網走市内泊
午前出港 網走流氷観光砕氷船おーろら号乗船 もしくは、市内観光
\ 2泊3日〜3泊4日 モデルコース(知床ウトロと網走 )/
「知床エアポーロライナー」で、知床ウトロへ(所要時間 約2時間15分)
知床ウトロ泊
「流氷ウォーク」&「スノーシュー」1日体験
知床ウトロ泊
「知床エアポーロライナー」で網走へ(所要時間 約1時間45分)
午後出港 網走流氷観光砕氷船おーろら号乗船 もしくは、網走市内観光
2泊3日の方は、女満別空港へ 3泊4日の方は、網走泊
網走流氷観光砕氷船おーろら号乗船 もしくは、 網走市内観光
流氷を満喫して女満別空港へ(所要時間40分)
私は、3泊4日の知床ウトロと網走の計画を立てました。
アクシデントがあり知床に2泊の予定が、変更になりました。
しかし3泊4日の余裕があるスケジュールだったため知床も網走も流氷を満喫することができました!
臨機応変に変更可能なスケジュールを立てるのがポイントです!
航空機とホテルのおすすめ予約方法は?
エアトリのアプリから簡単に検索してお得に予約できます。
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まずは、「エアトリのアプリ」をインストールしましょう!
サクッと検索できて使いやすいですよ。
網走流氷観光砕氷船おーろら号の予約方法
「網走流氷観光砕氷船おーろら」の公式HPもしくは、電話から予約できます。
運行状況と予約の確認は、公式HPで行えます。
網走流氷観光砕氷船おーろら 公式HP | https://www.ms-aurora.com/abashiri/ |
網走流氷観光砕氷船おーろら 電話番号 | 0152-43-6000 (受付時間9:00~17:00) |
\ 網走流氷観光砕氷船おーろら 料金表 /
沖合航路 | 料金 |
---|---|
大人(中学生から) | 4,000円 |
子供(小学生のみ) | 2,000円 |
当日のキャンセルや空きのある場合の変更は、電話で可能です。
服装と持ち物の Q & A
\雪道でも暖かく歩きやすい/
網走流氷観光砕氷船おーろら号 体験記
網走流氷観光砕氷船おーろら号は、「道の駅 流氷街道網走」から出港しています。
バス停もあり大変便利です。歩ける範囲内のホテル宿泊もおすすめです。
1回目の乗船体験記(流氷びっしり/曇り)
網走の流氷船は、船の重みを利用して流氷を砕きながら進んでいます。
大きな流氷が割れる瞬間が圧巻です!
「うぉー!」と歓声が上がります。
船の後方からは、船の軌跡が見られます。
白い流氷と青い海水が美しいです!
この日は、一面に流氷が広がっています。
流氷が多すぎるためなのか通常の沖合航路を進めず短縮コースとなりました。一般客の立場では、その違いがわからないですし「流氷」を見られれば満足できます。
45分の航海は、あっという間に感じました。
流氷は、常にその姿を変えますし、お天気が良ければ2度目の乗船にチャレンジしたいと思っています。
2度目の乗船体験記(流氷びっしり/港内航路・晴れ)
翌日の網走は、お天気に恵まれました。
ただし条件付きの運行です。
掲示板に
「流氷密集のため、港内のみの運航になります。(氷が厚く、外海に出ることができません)
と書かれていて、割引の港内航路料金になっています。
船の前方に「特別室」があります。予約なしの先着順で利用料は、400円です。
室内は暖かくガラス張りで、前方中央の景色が見られます。
400円でもお値打ちですが、この日は、無料開放されていました。
特別席からガラス越しに船の前方が撮影できます。
前方を撮るには、この場所しかありませんがガラス越しなのが難点です。
展望デッキから見る海は、一面に流氷が広がっています!
「流氷びっしり!」のタイトルに偽りなしです(笑)
「流氷と青空」見たかった景色がここにありました!感動です!!
身を乗り出して流氷の塊が割れていく、亀裂が入っていく瞬間を目撃できました。
大迫力です!
厚い流氷がびっしりとつまり、船はなかなか前に進みません。
前進と後退を何度も繰り返してようやく流氷のない場所へ辿り着きUターンできました。
船員さんとも少しだけお話しさせていただきました。
このように進めないことは、「大変珍しい」と苦笑いされていました。
薄い流氷なら、サクッと割れていくので見ていて気持ち良いです!
青空の下、流氷の絶景を楽しめました!
2度の乗船を不思議に感じる方がいらっしゃるかもしれませんね。
流氷は、その時々で姿や表情を変えてくれます。お天気も変わり動物も変わります。
筆者は、流氷に恵まれた二日間の乗船で心から楽しむことができました。(2度の乗船は、特におすすめするものではありません)
幸運に恵まれ、感謝の気持ちでいっぱいです。
乗船で会える生き物
船の中、「流氷の天使」と呼ばれている「クリオネ」が、ボトルに入って展示されてます。
たくさんの氷で冷やされています。
可愛らしいクリオネちゃん、元気に動き回っていて写真撮影が難しいのが難点。
おーろら号は、網走川の河口から出航します。
出航してすぐの場所で白鳥の群れを見つけました!雪が舞っていて雰囲気もステキ!
「前方、左方向にオオワシがいます。」と船のアナウンスが入ります。
船から距離がありましたが、オオワシの姿が見えました。
防波堤の風景が「アナと雪の女王」の氷の世界のようにすべてが凍りつき感動します。
こちらの鳥の群れは、鵜のようです。一斉に飛び立つ姿は、迫力がありました。
網走では、アザラシの姿も目撃されているようです。残念ながら二日間とも姿を見られませんでした。
海岸への散策 オーロラ号の撮影(流氷あり・薄曇り)
おーろら号乗船前に時間があったので、乗船場所から網走川沿いの道を海岸に向かって歩いてみました。
乗船して流氷を見るのももちろん楽しめるのですが、流氷の中を進む様子はなかなか見れませんよね。
この日は、たまたま乗船場所付近にまで流氷が流れ込んでいたため、おーろら号の勇姿を拝見できました。
出港をお見送りします。
乗客いっぱい、超満員ですね!いってらっしゃ〜い!!
まとめ:流氷を見たい夢の実現 おーろら号流氷観光
冬の北海道の寒さは厳しく、準備や対策に追われましたが、結果として素晴らしい冬の旅を体験できました。
「一生に一度は、流氷を見てみたい!」それが筆者の夢のひとつでした。
その夢が叶い、旅行を振り返ると「大変だったこと」の記憶が薄れ、「楽しかったこと」記憶は鮮明に残っています。
この記事で、同じ夢を持っている方の疑問が解決できたならうれしく思います。
皆さま、良いご旅行をお過ごしください。