2026年3月18日、JWマリオット・ベニス・リゾート&スパに1泊しました。
予約したデラックスツインから、テラス付きジュニアスイートへアップグレードされています。
結論からいうと、このホテルはベネチア観光の便利さではなく、「島に泊まる体験」を目的に選ぶホテルです。
サン・マルコ広場から無料シャトルで約20分ですが、私の宿泊時は1時間に1本でした。
観光のたびに自由に往復したい人には不便です。
一方、庭園・プール・朝食を含めてホテルでゆっくり過ごしたい人には、本島のホテルでは得にくい価値があります。
私はベネチア3泊のうち、JWマリオットを1泊、本島側のACホテルを2泊にしました。
この組み合わせが、リゾート滞在と市内観光を両立しやすいと感じました。
| 項目 | 今回の実績 |
|---|---|
| 宿泊日 | 2026年3月18日 |
| 支払額 | 1泊約80,000円 |
| 客室 | 28㎡→45㎡へアップグレード |
| 朝食 | Cucinaのビュッフェ |
| ラウンジ | なし |
| 本島への移動 | 無料シャトルで実測約15分 |
| シャトル本数 | 2026年3月利用時は原則1時間に1本 |
| 注意点 | 3月は屋外プール休業、冬季はホテル休業期間あり |
島で過ごす時間を確保できるならおすすめです。
朝から夜まで本島観光を優先したい場合は、本島側のホテルのほうが向いています。
ハイシーズンには1泊約8万円を大きく上回る日もあります。
料金は日付・部屋タイプ・キャンセル条件で変わるため、複数日を比較してください。
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空港からJWマリオット・ベニスへのアクセス|水上バスから無料シャトルへ

マルコ・ポーロ空港からJWマリオット・ベニスへの移動は、公共の水上バスとホテルの専用シャトルボートを乗り継ぐルートを利用しました。
JWマリオット・ベニスはローゼ島の「島まるごと」リゾート

JWマリオット・ベニスは、ベネチア本島ではなく、サン・マルコ潟に浮かぶ「ローゼ島(Isola delle Rose)」を1島まるごと占有したリゾート。
船でしかアクセスできない究極のプライベート感が、このホテル最大の価値です。
観光の喧騒から離れ、島での「おこもりステイ」を贅沢に満喫したい方におすすめします。
空港からサン・マルコ広場へ(アリラグーナ線)「アリラグーナ」ブルーライン

空港内の「Trasporti via acqua(水上交通)」の青い案内看板に従って進みます。

- 利用路線:水上バス「アリラグーナ」ブルーライン(Linea Blu)
- 行き先:サン・マルコ(San Marco)経由・クルーズターミナル行き
- チケット料金:片道18ユーロ ※料金は2026年3月時点です。改定されることがあります。
サン・マルコ広場からホテルへ(無料専用シャトル)

サン・マルコ広場付近の専用桟橋から、宿泊者無料のシャトルボートに乗船します。
サン・マルコ広場に到着後、14:00発の便を利用しました。
公式サイトには「所要時間20分」と記載されていますが、実際にはわずか15分でホテルに到着しました。

時刻表は乗り場の看板に出ています。
| 乗車方向 | 運航時刻 |
|---|---|
| ホテル発 → サン・マルコ | 8:30~19:30、21:30~23:30(毎時30分発)※20:10のみ変則 |
| サン・マルコ発 → ホテル | 9:00~0:00(毎時00分発) |
- どちらも毎時1本。1本逃すと、次は1時間後です
- 最終便は、ホテル発が23:30、サン・マルコ発が0:00です
シャトルは予約できず、先着順です。
満席の場合は次の便を待つことになるため、できれば1本早い便を利用しましょう。
※時刻表は2026年3月時点です。時刻や乗り場が変更される場合があるため、現地で最新情報をご確認ください。

「無料シャトル」と聞くと事務的な連絡船を想像しますが、実際はしっかり豪華なボートです。
ゆみみ(筆者)白を基調とした専用ボートはとても豪華で乗り心地が良く、このシャトルに乗ってラグーンを渡るだけでも、ベネチア滞在の満足感と特別感が一気に高まります。
水の都を自分たちの船で渡っていく時間そのものが楽しくて、私はこの移動が好きでした。
移動を「不便」ではなく「特典」に変えてくれるのは、このホテルの強みだと思います。
【プレミアムな選択肢】空港からのプライベート水上タクシー

予算に余裕があるなら、コンシェルジュで手配できるプライベート送迎サービス(片道300ユーロ/要予約)もおすすめです。
空港で専属スタッフの出迎えを受け、ホテルまで直行できます。

無料シャトルとは異なり、建物内に直接ボートが吸い込まれていくホテル専用の屋内船着き場へ乗り付けるため、映画のワンシーンのような極上の到着体験が味わえます。
荷物が多い時や、記念日の特別な演出にも最適です。
- 節約するなら:アリラグーナ €18 … 空港→サン・マルコ→無料シャトルに乗り継ぎ。私はこちら
- 特別感を取るなら:プライベート水上タクシー €300 … 空港→ホテルまで直行。乗ること自体が体験になります
JWマリオット・ベニスのプラチナ特典と非日常のロビー

専用ボートを降りてホテルに足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのはロビーラウンジに飾られた巨大な花のオブジェです。
JWマリオットベニスには、クラブラウンジこそありませんでしたが、プラチナ特典を活用できるホテルです。
JWマリオット・ベニスのプラチナ特典|実績と公式ルール

私はチタンエリート会員として宿泊し、今回の滞在では朝食と1,000ポイントの両方を受けられました。
ただし、Marriott Bonvoyの公式規約では、欧州にあるJWマリオットのリゾートでは、ウェルカムギフトは「1,000ポイント」または「本人+同室1名のレストラン朝食」の選択制です。
両方が毎回保証されるわけではありません。
| 特典 | 今回の実績 | 公式上の扱い |
|---|---|---|
| 客室アップグレード | デラックスツイン28㎡→テラス付きジュニアスイート45㎡ | チェックイン時の空室状況による |
| 朝食 | Cucinaのビュッフェ朝食を無料で利用 | ウェルカムギフトとして選べる場合あり |
| 1,000ポイント | 付与あり | 朝食との選択制が公式ルール |
| レイトチェックアウト | 案内あり(今回は利用せず) | リゾートホテルでは空室状況による |
| クラブラウンジ | なし | JWマリオットのリゾートはラウンジ保証対象外 |
今回のように朝食と1,000ポイントの両方を案内される場合もありますが、ホテル独自の追加対応と考え、チェックイン時に内容を確認してください。
ウェルカムギフトの1,000ポイント以外にも客室にスイーツが・・。
お部屋に届いていたウェルカムギフト

お部屋のテーブルには、ターコイズブルーの可愛らしい缶に入ったウェルカムスイーツのクッキーと、温かいメッセージカードが用意されていました。

「この隠れ家のような島をベネチアの『我が家』として選んでいただき感謝します」というお手紙の言葉に、リゾートの深いホスピタリティを感じて滞在への期待が一気に高まります。
客室レビュー|28m²→45m²のテラス付きジュニアスイート

予約していたのは一番安いデラックスツイン(28m²)。
アップグレードされた45m²の「ジュニアスイート」は、離島ならではのゆったりとした時間が流れる、まさに大人のためのリトリート空間でした。
リビングとベッドルーム

リビングエリアには、足を伸ばしてくつろげる上質なソファとダイニングテーブルが配置されています。
壁に飾られたベネチアの風景を切り取ったモノクロ写真が、白とクリーム色を基調としたモダンな室内にシックなアクセントを加えていました。

ベッドルームには、ふかふかのキングサイズベッドが中央に鎮座しています。

大きな窓からは柔らかな自然光がたっぷりと差し込み、リゾートらしい爽やかな朝の目覚めを約束してくれます。
テラスからは庭の木々の向こうにラグーンが見えています。
ミニバーとカフェコーナー|有料は€7から

お部屋でのくつろぎを格上げしてくれるのが、充実したカフェコーナーです。
illy(イリー)のエスプレッソマシンが完備されており、お部屋にいながら本格的なイタリアンコーヒーを楽しめるのは実用的で嬉しいポイント。

コーヒー・紅茶と缶入りのお水は無料です。


有料のミニバーもありました。
| 品目 | 価格 |
|---|---|
| ソフトドリンク | €7〜 |
| ビール | €14 |
| スナック | €12 |
バスルームのアメニティはアロマセラピー アソシエイツ

このお部屋で特筆すべきは、至福のリラックスタイムを演出してくれる広々としたバスルームです。
肩までしっかり浸かれる深めのバスタブからは、ガラス越しにベッドルーム、さらにその先の景色まで見渡せる開放的な造りになっています。

アメニティには、英国を代表する最高峰のスパブランド「アロマセラピー アソシエイツ(Aromatherapy Associates)」が採用されていました。

バスタブにお湯を張り、上質なエッセンシャルオイルの豊かな香りに包まれながら手足を伸ばせば、長旅の疲れもじんわりと解けていきます。
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Cucinaのビュッフェ朝食|席で具材を選ぶオムレツとラテアート

リゾート滞在の朝のハイライトは、自然光がたっぷりと差し込むレストラン「Cucina」での朝食ビュッフェです。
今回はプラチナエリート以上の特典により、この豪華な朝食を無料でいただくことができました。
ラテアートがすばらしい

席に案内されてカプチーノをオーダーすると、運ばれてきたカップを見て思わず声が出ました。
「ISOLA DELLE ROSE」のホテルロゴや可愛らしいイラストが描かれた見事なラテアート!
細部までこだわったおもてなしに、朝から一気にリゾート気分が盛り上がります。
席で具材を選んで注文するオムレツ

ぜひ活用していただきたいのが、ライブキッチン(エッグステーション)でのスマートなオムレツオーダーです。

海外の朝食会場では具材を英語で伝えるのに少し緊張することもありますが、こちらではテーブルに専用のオーダーカードが用意されていました。
「Bacon」「Mozzarella」「Mushrooms」など、好みの具材にチェックを入れてシェフに渡すだけで、熱々でトロトロの絶品オムレツが完成します。
とても実用的でストレスフリーなシステムです。
ホットミールとイタリアらしい品ぞろえ






ビュッフェ台に目を移すと、そこはイタリア食材の宝庫。
そのまま削り取っていただく本物の蜂の巣(巣蜜)や、ペコリーノロマーノをはじめとする豊富な種類のチーズが並びます。
華やかなスイーツ




何より圧倒されたのが、華やかなスイーツのラインナップです。
朝から美しくデコレーションされた大きなタルトや、ブルーベリーが乗ったチーズケーキが堂々と並ぶ光景は、さすが美食の国イタリアのラグジュアリーホテルといった風格でした。

窓の外に広がる庭園の緑を眺めながら、時間を気にせずゆっくりと食事を味わう。
本島のホテルではなかなか体験できない、ゆとりと静寂に包まれた極上のモーニングタイムでした。
JWマリオット・ベニスのローゼ島を散策:庭園とインフィニティプール

朝食後や夕暮れ時に、島全体がひとつのリゾートとなっている広大な敷地をゆったりと散策できるのは、このホテルならではの特別な時間です。
桜が満開の庭と、教会のある島内散策

手入れの行き届いた緑豊かな庭園を歩いていると、敷地内には歴史を感じさせる赤レンガ造りの美しい教会が静かに佇んでいます。

教会は内部も見学することができ、静謐な空間には豪華で巨大なガラスのシャンデリアが美しく輝いていました。

一方で、遊歩道の脇にはベネチアンマスクを思わせる巨大な顔のアートチェアや、コマのような形をした真っ赤なデザインチェアが点在しています。

まるでモダンな野外美術館を歩いているかのような楽しさがあります。

思いがけず心を奪われたのが、庭園を鮮やかに彩る満開の桜でした。
滞在した3月中旬はちょうど見頃を迎えており、イタリアの青空とラグーンを背景に咲き誇る淡いピンク色の花びらは、遠く離れたベネチアで日本の春を感じさせてくれる心温まる風景でした。
屋上の絶景インフィニティプール

そして、島内散策のハイライトとして絶対に足を運んでいただきたいのが、屋上に設けられた絶景のインフィニティプールです。
3月はまだ肌寒くプールでの遊泳はしませんでしたが、プールサイドのデッキチェアでくつろぐ時間はまさに至福そのもの。

水面とガラスフェンスの向こうには、エメラルドグリーンのラグーンとベネチア本島の歴史的な街並みが一直線に連なります。

特に夕暮れ時は息をのむ美しさです。
ラグーンの水平線に沈む夕日が水面を黄金色に染め上げ、遠くの鐘楼のシルエットが浮かび上がる光景は、本島の喧騒の中にいては決して味わえない静寂と感動を与えてくれました。
この景色を眺めるためだけにここを訪れる価値が十二分にある、リゾート内きっての極上ビュースポットです。
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夜のシャトルボートで本島へ

すっかり日が暮れた後は、夕食を楽しむために再び無料の専用シャトルボートへ乗り込み、ベネチア本島へと向かいます。
この夜のボート移動も、単なる移動手段を超えた素晴らしいアクティビティのひとつです。

出発時、専用ボート乗り場から振り返ると、水上エントランスの「JW MARRIOTT」のロゴが美しくライトアップされていました。
夜の心地よい海風を感じながらラグーンを進むこと約15分。
サン・マルコ広場付近の船着き場が近づいてくると、ライトアップされたサンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂をはじめ、水の都の美しい夜景が目の前にパッと広がります。
静寂に包まれた「ローゼ島」から、華やかな活気にあふれる「ベネチア本島」へ。
このドラマチックな場面転換を船の上から味わえるのは、島に隔離されたJWマリオット滞在ならではの醍醐味です。

昼間は観光客でごった返すサン・マルコ周辺も、夜になると少し落ち着きを取り戻し、より一層ノスタルジックな空気に包まれます。
リゾートでの優雅なおこもりステイを満喫しつつ、夜はこうして本島へ繰り出して本場のディナーを楽しむ。
そんなメリハリのある贅沢な過ごし方ができるのも、専用シャトルが夜遅くまで運行しているからこその特権です。
JWマリオット・ベニスの宿泊料金・ベストシーズンと基本情報

予算と滞在時期は、ホテル選びの最も重要な判断材料です。
実際の宿泊費と、メリハリをつけたおすすめの滞在配分をまとめました。
リアルな宿泊料金と時期の目安
ベネチアのベストシーズンは、一般的に気候が穏やかで過ごしやすい春(4月〜6月)と秋(9月〜11月)と言われています。
しかし、人気が集中するこれらの時期や、夏休みのハイシーズンには、宿泊料金が跳ね上がります。
- 今回の宿泊費: 1泊 約80,000円(2026年3月18日滞在・現金払い)
- ハイシーズンとの比較: 混雑するハイシーズンは、料金が2〜3倍に高騰する日もあります。
それを踏まえると、冬季休業から営業を再開した直後の「3月」は、本格的なベストシーズンを迎える前のため、ハイシーズンよりもかなり価格が抑えやすく、非常に狙い目な時期と言えます。
※料金は時期・為替・部屋タイプで大きく変動します。あくまで目安としてご活用ください。
【重要】冬季休業
見落としがちですが、JWマリオット・ベニスは例年11月中旬〜2月末ごろまで冬季休業となります(参考:2025年は開業10周年の2月26日に再開)。
JWマリオットは「1泊」のメリハリ滞在が正解
私は節約しながら世界一周をしていたので、ベネチア3泊のうち1泊だけをこのJWマリオットにして、残り2泊はお値打ちなACホテルにしました。
結果として、この配分がちょうどよかったと思っています。
このホテルは「島まるごとの特別感」を味わう場所です。
その特別感は1泊でも十分に受け取れますし、観光は本島側の宿のほうが動きやすいからです。
JWマリオット・ベニスの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | JWマリオット・ベニス・リゾート&スパ |
| 場所 | ローゼ島(Isola delle Rose)/サン・マルコ潟の私有島 |
| 開業 | 2015年3月 |
| 規模 | 島の面積 約16ヘクタール/客室 266室 |
| 客室棟 | ザ ホテル/ラ レジデンツァ/ラ メゾネッテ/ルリヴェート/ヴィッラ ローゼの5棟 |
| レストラン | 4店+バー3店(ミシュラン1つ星の Agli Amici Dopolavoro を含む) |
| スパ・プール | JW Venice Spa/屋上インフィニティプール(大人専用)・屋内バイタリティプールなど |
| その他 | パドルテニスコート、キッズクラブ、フィットネスジム(TECHNOGYM) |
| 本島へ | サン・マルコ広場まで無料シャトルボートで約20分・1時間に1本 |
| 休業期間 | 例年11月中旬〜2月末 |
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JWマリオット・ベニスのよくある質問

検索でよく見かける疑問をまとめました。
まとめ|島まるごとの特別感を、1泊だけ買う

JWマリオット・ベニスは、観光に便利なホテルではなく、島に泊まるという体験そのものを買うホテルです。
- サン・マルコから無料シャトルで約20分・1時間に1本。夜に本島で夕食を取って帰ってこられます
- プラチナ特典:今回は28㎡から45㎡へのアップグレードに加え、朝食と1,000ポイントの両方を受けられました。
ただし、公式上は朝食と1,000ポイントは選択制で、アップグレードも空室状況によります。 - 11月中旬〜2月末は休業。3月は屋外プールも休業中でした。時期は必ず確認してください
3泊まるごとここにする必要はないと思います。
1泊だけここにして、残りは本島の宿にする。私はその配分で満足しました。






