【宿泊記】ヴィンパール ランドマーク81（Vinpearl Landmark 81）プラチナ・チタン特典・ラウンジと朝食レビュー

ベトナム・ホーチミン旅行で「一度は泊まってみたい」と憧れる存在。
それが、ベトナム最高層ビル「ランドマーク81」の高層階に位置する『ヴィンパール ランドマーク81 オートグラフ コレクション (Vinpearl Landmark 81, Autograph Collection)』です。

悩める旅行者

「雲の上のホテルってどんな景色なの？」
「クラブラウンジの食事は本当に美味しいの？」

ゆみみ

結論から言うと…461mからの眺めは、一生忘れられない絶景！
ラウンジの食事も『軽食』レベルを超えていて、夕食がいらないくらい豪華で美味しいですよ。

今回は、マリオット・ボンヴォイのプラチナ（チタン）会員のステータス特典を利用して宿泊した様子を徹底レビュー。
特典で満喫したクラブラウンジやラグジュアリーな空間、そして絶品のフォーが味わえる朝食ビュッフェまで、余すところなくお伝えします！

ヴィンパール ランドマーク81のチェックイン

アクセス：空港からホテルへ

ホーチミン（タンソンニャット）国際空港からは、東南アジア旅行の必須アプリ「Grab（グラブ）」を利用しました。
配車アプリを使えば行き先を告げる手間もなく、明朗会計で安心です。

今回、空港からホテルまで約30分、料金は約1,000円（約170,000VND）ほど。

ベトナムの物価の安さと利便性を実感しながら、車は市内へと進みます。

圧倒的なスケールのエントランス

到着したのは、ホーチミンのどこからでも見える超高層ビル「ランドマーク81」。
車寄せに降り立つと、見上げるほどの高い天井と、どこを見てもピカピカに磨き上げられたラグジュアリーな空間が広がっています。

訪れたのは11月下旬でしたが、館内はすでにクリスマスの装飾で彩られていました。

ロビーにはランドマーク81の形を模したお菓子の家のようなタワーや、プレゼントボックスのディスプレイがあり、南国にいながらホリデーシーズンの高揚感に包まれます。

48階から71階へ：エリート会員だけの特別ルート

まずは高速エレベーターで48階のメインロビーへ。
通常はこちらでチェックインしますが、カウンターで名前を告げると状況が一変します。

スタッフ

お客様はプラチナ（チタン）会員様ですので、71階のクラブラウンジで手続きを承ります。

スタッフさんの丁寧な案内のもと、さらに上層階へ。
一般の列に並ぶことなく、71階にある「クラブラウンジ」へと直行できるのは、旅の疲れを感じさせない、嬉しい配慮です。

【プラチナ以上】71階のラウンジチェックイン

窓の外に広がるホーチミンの街並みを眺めていると、鮮やかなグラデーションが美しいウェルカムドリンクが運ばれてきました。

優雅にドリンクを楽しみながら、スムーズなチェックイン。
まさに「マリオットボンヴォイのエリート会員でよかった」と感じる瞬間です！

【プラチナ特典・チタン特典】アップグレードなどの結果

チェックイン時には、特典内容が書かれたウェルカムレターをいただけます。

プラチナ特典・チタン特典

注目のアップグレード結果は？

今回の滞在では、私（チタン会員）も同行の友人（プラチナ会員）も、期待以上のアップグレードとレイトチェックアウトの希望を叶えていただけました。

ゆみみ

アップグレードやレイトチェックアウトも嬉しいですし、早朝便で着いた友人もすぐにお部屋に入れたのは、すごいと思います！柔軟に対応してくれたホテルの優しさに、感謝です！！

【客室レビュー】プレミアム パノラミック ルーム

ドアを開けると、そこには「パノラミック」の名にふさわしい開放的な空間が広がっていました。

ベッドルーム

ベージュとゴールドを基調とした上品なインテリアのツインルーム。

この部屋最大のハイライトは、やはりこの窓です。
足元から天井まで続くガラス張りの窓からは、サイゴン川とホーチミン市内のきらめく夜景を一望できます。

壁際には広々としたライティングデスクも完備されています。

ベッドサイドの機能性も抜群です。
ナイトテーブルには、照明やカーテンを一括操作できるタッチパネル式のコントローラーに加え、ユニバーサルタイプのコンセントが設置されています。

バスルーム（バスタブ・アメニティ・水回り）

バスルームは、壁一面がグレーの大理石調で統一されており、重厚感と清潔感があふれています。
洗面台はシングルボウルですが、左右のスペースが広く確保されて、化粧ポーチなどを広げても窮屈さは全くありません。

バスルームの中央には、美しい曲線を描く独立型のバスタブが設置されています。
深さがしっかりあるタイプなので、肩までお湯に浸かってゆっくりと旅の疲れを癒やせます。

シャワーブースとトイレはそれぞれガラス扉で仕切られた独立型。
水圧も十分に強く快適です。

黒い重箱のようなボックスを開けると、個包装のアメニティ一式がきれいに収められています。

ミニバー&ウエルカムスイーツ

お部屋のテーブルには、素敵なウェルカムスイーツとメッセージカードが用意されていました。
特筆すべきは、ホテルロゴの焼印が入ったフレッシュココナッツジュースです。
驚くほどフルーティーで濃厚な甘さ！

ゆみみ

これまで飲んだココナッツジュースの中で、No.1の美味しさでした！

入口近くのキャビネットには、ミニバー機能が集約されています。
棚の上には、「COFFEE & TEA」と書かれた木箱があり、中にはインスタントコーヒーや「Tra Den」というベトナムブランドのティーバッグ、シュガーなどが美しく収納されていました。

暑いホーチミン滞在に欠かせない無料のミネラルウォーターは、洗面台とミニバー合わせて計4本（ガラスボトル）用意されており安心です。
一方、冷蔵庫の中は有料のドリンクやスナックで埋め尽くされています。
自分の飲み物を冷やすスペースはわずかなので、工夫して利用する必要があります。

クローゼット

クローゼット内には、セキュリティボックスやアイロンセットなど、滞在に必要なアイテムが機能的に収納されています。

窓からの風景

客室から眺める景色は、時間帯によって全く違う表情を見せてくれます。

眼下にはライトアップされたヴィンホームズ・セントラルパークと、光の帯となって流れる道路が輝いています。

早起きのご褒美は、紫からオレンジへと空が染まるマジックアワー。
雲海のような朝霧に包まれたホーチミンの街は神秘的です。

【71階クラブラウンジ体験レビュー】天空のオアシス

71階にあるクラブラウンジ。
「ここは本当にホテルの中？」と思ってしまうほど、静かで非日常的な空間でした。

まずは、滞在中に何度も利用することになるラウンジの営業時間とフードプレゼンテーションのスケジュールをまとめました。

ラグジュアリーなラウンジの雰囲気

71階のクラブラウンジは、広々とした空間に様々なタイプの座席が用意されています。
食事向けのゆったりとした席はもちろん、つい写真を撮りたくなるようなフォトジェニックな空間も広がっています。

足を踏み入れた瞬間から広がるラグジュアリーな空間。季節ごとの装飾も素敵で気分が高まります！

まるでアート作品のようなユニークな円形ソファ。旅の記念撮影にぴったりの映えスポットです。

巨大なソファに座ってホーチミンの絶景を独り占め！

大きな窓から自然光がたっぷり降り注ぐ朝の窓際席。眼下の景色を眺めながら優雅なコーヒータイムを。

夜は照明を落としたシックな大人の空間へ。煌めくホーチミンの夜景を肴に、お酒が進みます。

ゆみみ

天井が高くて開放感バツグン！
71階からの眺めは、まさに『天空の世界』。
どこを撮っても絵になるラグジュアリーな空間で、時間を忘れて過ごせます。

【カクテルタイム】充実の食事メニュー

ラウンジ内には何台ものビュッフェ台が並び、前菜からメイン、デザートまでそろっています。
「カクテルタイムの軽食」というレベルではなく、まるでディナービュッフェのような豊富な料理が用意されています。

まず目を引くのが、綺麗に盛り付けられた冷菜コーナー。
数種類のハムやサラミ、チーズ、新鮮なサラダバーなどがずらりと並びます。

数ある料理の中で、最も魅力的だったのが「ライブ・ヌードルステーション」です。
ここではシェフが常駐し、その場で熱々の麺料理を作ってくれます。

この日のメニューは、ベトナム中部の名物「ブンボーフエ（牛肉とカニ団子のピリ辛麺）」。
大きな鍋で煮込まれたスープの香りが食欲をそそります。

ゆみみ

ラウンジとは思えない本格的な麺料理。贅沢な体験です！

ビュッフェ台には、お酒に合うオードブルから、しっかりお腹を満たせるホットミール、そして別腹のスイーツまで、目移りするほど多彩な料理が並びます。その一部を写真でご紹介します。

コールドミールの質の高さはもちろん、シェフがその場で作る本格的なヌードル料理や、充実したホットミールがあるため、男性でも十分にお腹いっぱいになるボリュームです。

【1日中】ドリンクメニュー

ドリンクは、ベトナムコーヒーからカクテルまで驚くほど充実。
特に印象に残ったのは、濃厚な「ベトナム塩コーヒー」でした。

ドリンクメニューを詳しく見る

カテゴリー	メニュー名	英語表記
ソフトドリンク	・ミネラルウォーター ・サンペレグリノ（炭酸水） ・コーラ / ゼロ ・ファンタ ・スプライト ・ソーダ / トニック ・ジンジャーエール	Mineral Water San Pellegrino Coke / Zero Fanta Sprite Soda / Tonic Ginger Ale
コーヒー	・エスプレッソ ・アメリカーノ ・カプチーノ ・カフェラテ ・抹茶ラテ ・ベトナムブラックコーヒー ・ベトナムミルクコーヒー ・ベトナム塩コーヒー ・チョコレート	Espresso Americano Cappuccino Latte Matcha Latte Vietnamese Black Coffee Vietnamese Milk Coffee Vietnamese Salted Coffee Chocolate
ティー	・ペパーミント ・グリーンティー ・ミント＆ジンジャー ・カモミール ・セイロン ブレックファスト ・ピーチ	Peppermint Green Tea Mint & Ginger Camomile Ceylon Breakfast Peach
フレッシュジュース	・オレンジ ・スイカ ・パイナップル ・アップル ・パッションフルーツ	Orange Water Melon Pineapple Apple Passion Fruit

ベトナム塩コーヒー（Vietnamese Salted Coffee）ベトナム中部のフエ発祥
濃厚なベトナムコーヒーの上に、塩気の効いた練乳やクリームフォームがたっぷりと乗っています。スプーンで混ぜて飲むと、クリームの甘じょっぱさとコーヒーのコクが混ざり合い、まるで「塩キャラメル」のような濃厚で癖になる味わいが楽しめます。

ゆみみ

一口飲んで、あまりの美味しさに感動！
ラウンジでぜひオーダーしてほしい一品です。

【カクテルタイム】充実のドリンクメニュー

カクテルやワインの種類も豊富で、特にベトナムらしい「Saigon Special」ビールや、オリジナルカクテルも楽しめるのが魅力です。

【66階レストラン「Oriental Pearl」】朝食ブッフェ

朝食会場は、66階にあるメインダイニング「Oriental Pearl（オリエンタルパール）」です。
エレベーターを降りると、そこには天井が高く、圧倒的な開放感を誇る空間が広がっていました。

営業時間：6:00~10:00（朝食ビュッフェ）

壁一面がガラス張りになっているため、朝の光がたっぷりと降り注ぎ、店内は非常に明るく爽やかです。
窓際席が多く配置されており、雲の上の景色を眺めながら優雅な朝食タイムを過ごせます。

ライブキッチン（ベトナムフォーと卵料理）

ベトナムの朝食といえば、やはりフォーは外せません。
ヌードルバーでは、シェフがその場で麺を湯がき、熱々のスープを注いで提供してくれます。

メニューは「Pho Bo（牛肉のフォー）」や「Pho Ga（鶏肉のフォー）」などが選べ、スープは優しくもコクのある本格的な味わい。
お好みで揚げパン（クワイ）やたっぷりのハーブ、ライムをトッピングして、自分好みの味に仕上げられます。

また、蒸篭（せいろ）の中には「塩卵のカスタードまん」や「海老と豚肉の蒸し餃子」といった本格的な点心も並び、食欲をそそります。

エッグステーションでは、「Cage Free Eggs（平飼い卵）」を使用したこだわりの卵料理をオーダーできます。
黒板のメニューには、オムレツ、スクランブルエッグ、目玉焼きに加え、ホテル朝食の定番「エッグベネディクト」もしっかりラインナップされていました。

ゆみみ

ライブキッチンで作ってもらったフォーと、トッピングたっぷりのお粥、そしてふわふわのスクランブルエッグ。
朝から幸せな満腹感に包まれました！

種類豊富なビュッフェ料理

フレッシュなサラダバーや、彩り豊かなフルーツジュース、点心や炒め物などのホットミールも豊富で、全種類制覇するのは不可能なほどのボリュームです。

パンの種類の多さ、色鮮やかなジュース、そしてベトナムらしいバインミーまで、本当に種類が豊富です！

【館内施設】プール・ジム・スパ

客室やラウンジだけでなく、ウェルネス施設も非常に充実しています。
特に夜のプールは、宿泊者だけが味わえる特別な空間でした。

プールの営業時間：6:00~21:00

プール自体はコンパクトな造りですが、夜になると水面がライトアップで蛍光色に輝き、ホーチミンの夜景と相まって幻想的な美しさでした。
風を感じながら眺める夜景は格別です。

「ホテルのジム」の枠を超えた、広々としたフィットネスエリア。
マシンもスポーツクラブ並みに充実しており、高層階からの景色を楽しみながら気持ちよく汗を流せます。

ジムは、24時間営業

高級感あふれる「Horizon Spa」のトリートメントルーム。
バスタブ付きの完全個室は、天井の装飾などインテリアにもこだわりが感じられ、非日常の癒やし体験ができます。

「Horizon Spa」の営業時間：9:00~21:00

ヴィンパール ランドマーク81にお得に泊まるには？

ベトナム最高層からの絶景、豪華なクラブラウンジ、そして美味しい朝食…。
ヴィンパール ランドマーク81 オートグラフ コレクションでの滞在は、間違いなくホーチミン旅行のハイライトになる素晴らしい体験でした。

「せっかく泊まるなら、少しでもお得に、そして良いお部屋に泊まりたい！」
そんな方に、私の実体験から強くおすすめしたいのが、公式サイト（Marriott Bonvoy）からの早めの予約です。

ヴィンパール ランドマーク81の基本情報

旅行の計画や、現地でのタクシー手配などに役立つ基本情報をまとめました。

まとめ：ホーチミンで「天空の世界」を体験する！

今回は、ホーチミンのランドマーク的存在『ヴィンパール ランドマーク81 オートグラフ コレクション』の宿泊記をお届けしました。

実際に泊まってみて感じたのは、ここが単なる高級ホテルではなく、「空の上で暮らす」という非日常体験そのものが味わえる場所だということです。

観光に出かけるのがもったいないくらい、ホテルの中だけで完結してしまう充実した滞在。
「せっかくのベトナム旅行、1泊くらいは贅沢したい！」という方には、間違いなくおすすめできるホテルです。

ぜひあなたも、この圧倒的な開放感とラグジュアリーなサービスを体験してみてくださいね。

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