ジョージタウンはマレーシアペナン島にある都市で、2008年にマラッカとともにユネスコの世界文化遺産に登録されました。
植民地時代の街並みが残り、多民族が住むこの街はさまざまな文化が入り混じる街。
みどころが集中するジョージタウンは、徒歩で観光を楽しめます。
ペナン島を旅してジョージタウンを歩いて観光した経験からおすすめの観光スポット11選をご紹介します。
- 暑さ対策を忘れずに
- 休憩を挟むなどゆったりとしたスケジュール
- 観光向けの人力車「トライショー」や無料バスに乗るのもあり
- 夕方涼しくなる頃から出かけると素敵な風景に出会える
ペナンのジョージタウンは見どころが歩いて回れる範囲にあり、ジョージタウンの文化や生活を気軽に楽しめます。
ただ、暑い街なので暑さ対策をして、観光を詰め込んだりせずゆったりと過ごすのがおすすめです。
時間のない方は現地ツアーなどの利用を検討されるのが良いでしょう。
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ペナン・プラナカン・マンション
19世紀末に建てられたプラナカン式の豪邸で、ミュージアムになっています。
緑色の外壁が目立っていますが、外観は案外シンプル。
内部には、ニョニャ陶器や衣服などの展示があり、ダイニングや寝室など当時の生活を垣間見られます。
豪華絢爛な調度品や骨董品の数々。
写真映えする場所です。
中庭の緑の壁とデザインが美しい。
暑い中、その場で作ってくれるマンゴーシェイクがおいしかったですよ。(SサイズRM7約232円、LサイズRM9約298円)
名称 | Penang Peranakan Mansion |
住所 | 29, Church St, Georgetown, 10200 George Town, Penang |
営業時間 | 9:30~17:00 |
入場料 | 大人:RM25(約830円) 子供(6~12歳):RM12(約398円) 小学生以下(6歳未満):無料 |
見学所要時間 | 30分〜1時間程度 |
ブルーマンション(チョンファッツィ・マンション)
19世紀の大富豪の豪邸。
現在はホテル、レストラン、カフェとして営業しています。
入場料を支払えば宿泊者以外の内部見学もできます。ガイドツアーもあります。
ブルーの外壁や中庭が美しい!
内装や調度品はペナン・プラナカン・マンションの方が豪華に感じます。
ブーゲンビリアが咲く立派な門は、入口のようですが出口でした。
名称 | Cheong Fatt Tze, The Blue Mansion |
住所 | 14, Lebuh Leith, George Town, 10200 George Town, Pulau Pinang |
営業 | ホテル・レストラン・カフェとして営業中 見学可 |
入場料 | RM25(830円) |
見学所要時間 | 約30分 |
ストリートアート
ジョージタウン内のいたる所にウォールアートや針金アートがあります。
壁の剥がれレンガが見えているのすらアートの一部になっている気がします。
ウォールアート
ペナンのウォールアートは、壁に描かれた消え行きそうな絵と実際の物を組み合わせた作品が多くあります。
上の写真は、「Kids on Bicycle」というタイトルの作品でアメリカンストリートの近くにあります。
数が多いため、特に見たい作品の場所をあらかじめチェックしておき、観光ルートに取り入れておくと無駄なく回れます。
針金アート
こちらは、絵ではなく針金で作品を作っています。
夜涼しくなってからの街歩きを検討するのも良い案です。
Googleマップのストリートビューにも出てくるのが面白いですね。
人気のアート作品については、別の記事で詳しく書いています。
興味のある方は、ぜひご覧ください。
\ストリートアート探しはこちら/
アルメニアストリート
カラフルな傘のアーケードに可愛らしいお店、そしてアートに出会える小道で映えるスポットです。
ライトの灯る夕暮れ時の訪問がおすすめ!
名称 | Armenian Street |
住所 | Lbh Armenian, George Town, 10450 George Town, Pulau Pinang |
営業時間 | 24時間(店舗の営業時間はそれぞれ異なる) |
見学所要時間 | 30分未満 |
カピタン・クリン・モスク
ジョージタウンのインドのイスラム教徒によって19世紀に建てられたモスクです。
ライトアップが遠くからでも目を惹く建物です。
訪れた時は礼拝中で、周囲がとても賑わっていました。
夜のモスクは幻想的!
礼拝中で、内部見学できなかったのが残念です。
名称 | Masjid Kapitan Keling |
住所 | 14, Jln Buckingham, George Town, 10200 George Town, Pulau Pinang |
営業時間 | 5:00~22:00(礼拝中は見学不可) |
入場料 | 無料 |
見学所要時間 | 30分未満 |
観音寺
ジョージタウンの中心の大通りに面した場所にある、ペナン最古の中国寺院です。
観音寺は、約1800年に中国からの移民によって建立されました。
寺院の屋根には、龍や鳳凰などの生き物が彫刻されています。
たくさんの提灯が下がる境内には、熱心に祈る地元の方々で賑わっています。
名称 | 観音寺 Goddess Of Mercy Temple |
住所 | 30, Jln Masjid Kapitan Keling, George Town, 10200 George Town, Pulau Pinang |
営業時間 | 8:00~18:00 |
入場料 | 無料 |
見学所要時間 | 30分未満 |
セント・ジョージ教会
セント・ジョージ教会は、東南アジアで19世紀前半に設立されたもっとも古い英国国教会系の教会。
時計のある尖塔と白亜の外壁と柱が特徴です。
内部公開もされています。
筆者の訪問時は工事中で教会内の見学はできませんでした。
名称 | St. George’s Anglican Church |
住所 | 1, Lebuh Farquhar, George Town, 10200 George Town, Pulau Pinang |
営業時間 | 10:00~12:00 |
入場料 | 無料 |
見学所要時間 | 30分未満(外観のみ) |
ローマ・カトリック大聖堂
18世紀後半に建てられたカトリック教会。
大聖堂の名が付いていますがこじんまりと可愛らしい建物です。
セント・ジョージ教会から徒歩4分です。
一緒に回ってしまうのがおすすめ。
ミサ以外では内部に入れるか不明なため、外観を見るだけになってしまいます。
名称 | Church of the Assumption |
住所 | Lebuh Farquhar, George Town, 10450 George Town, Pulau Pinang |
ミサ | 日曜日午前10時〜 |
営業時間 | 不明 |
見学所要時間 | 30分未満(外観のみ) |
ビクトリア・メモリアル時計台
ジョージタウンのランドマーク的存在、高さ18mの時計台。
ビクトリア女王即位60周年を記念して、1897年に建てられました。
コーンウォリス要塞へは、徒歩1分。
一緒に見学しましょう。
名称 | Queen Victoria Memorial Clock Tower |
住所 | Lebuh Light, George Town, 10450 George Town, Pulau Pinang |
営業時間 | 24時間 |
見学所要時間 | 30分未満(外観のみ) |
コーンウォリス要塞
英国領時代の要塞。
ジョージタウンの海沿いに面した要塞で広い敷地の中に真ちゅうの大砲が残っています。
大砲越しの海の風景が素敵でした。
ただ見所はこの大砲のみで、入場料が掛かるのが悩みどころ。
植物が綺麗に咲き、海や時計台が見えます。
名称 | Kota Cornwallis |
住所 | Jalan Tun Syed Sheh Barakbah, George Town, 10200 George Town, Pulau Pinang |
営業時間 | 8:00~23:00 |
入場料 | RM20(約664円)クレジットカード払いのみ |
見学所要時間 | 1時間未満 |
姓陳橋(タン ジェッティー)
姓陳橋は、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、中国南部からの移民がペナンに到着した際に形成された水上集落の一つです。
「姓林橋(Lim Jetty)」や「姓周橋(Chew Jetty)」などが存在します。
橋の入り口には、伝統的な中国風の門があり、小さな寺院や祠もあります。
朝早く目覚めたので、朝の散歩で来てみました。
朝日が輝き、素敵な光景でした。
今でも人が生活している場所にお邪魔させていただき感慨深かったです。
日中に訪れれば、地元の工芸品や伝統的な食べ物を楽しめるとのことでした。
周辺の大道路沿いは飲食店が多く、朝食を食べる人々で賑わっています。
名称 | 姓陳橋 Tan Jetty |
住所 | 48, Pengkalan Weld, George Town, 10300 George Town, Pulau Pinang |
入場料 | 無料 |
見学所要時間 | 30分未満 |
\ジョージタウンの観光におすすめホテル/
人力三輪車「トライショー」と無料循環バス「CAT」
トライショーは、観光客向けの三輪人力車です。
街の中心部で見かけますが、価格の明示がありません。
30分、1,000円程度を目安に交渉してみてください。
\ツアー参加ならお手軽!/
ジョージタウンでは、ラピッドペナン無料循環バス「CAT」が15分〜20分ごとに運行されています。
有料のバスもあり、無料循環バスは、前方の掲示板に「CAT」と赤字で書いてあります。
まとめ:植民地時代の街並みと多民族の文化を体感!
ジョージタウンは、その歴史的背景と文化的多様性が魅力の街です。
徒歩で回ることで、植民地時代の建築や、現代に息づく多民族の文化をじっくりと感じられます。
この記事で紹介された11のスポットは、ジョージタウンのエッセンスを凝縮しており、初めて訪れる方にも、何度も訪れたことがある方にも、新たな発見があるでしょう。
また、観光の際には暑さ対策を忘れずに、ゆったりとしたペースで楽しむことをおすすめします。
トライショーや無料バスをうまく活用すれば、効率的に観光を楽しめるでしょう。
この記事を参考に、ぜひ素敵なジョージタウンの旅を楽しんでください。
\ジョージタウン郊外の観光はこちら/