北京観光で絶対に外せない世界遺産といえば「万里の長城」。
その中でも「慕田峪(ムーティエンユー)」は、混雑を避けながらも壮大な絶景が楽しめる人気エリアです。
今回は、Klook(クルック)で申し込んだ日帰りツアーに参加し、ケーブルカーやリフト、トボガン(滑り台)も体験してきました!
写真たっぷりで、実際のアクセス・料金・見どころ・当日の流れを詳しくレポートします。
- 混雑する八達嶺と慕田峪、どちらを選ぶべきか?
- Klookツアーの具体的な料金とスケジュールは?
- リフトからトボガンで下山するルートのリアルな体験談は?
- 長城を効率良く観光するための注意点は?
これから万里の長城を訪れる方の参考になるよう、リアルな体験とノウハウをお届けします!
【徹底比較】万里の長城:八達嶺と慕田峪、どちらを選ぶべき?

中国を代表する世界遺産「万里の長城」は、古代の防衛目的で築かれた巨大な城壁で、全長は21,000km以上にも及びます。
現在、北京からアクセスしやすい長城として有名なのが八達嶺長城(Badaling)と慕田峪長城(Mutianyu) の2か所です。
| エリア名 | 北京中心部からのアクセス | 混雑度 | 特徴・移動手段 |
|---|---|---|---|
| 八達嶺長城 | 約1時間半(最も近い) | 非常に混雑 | 最も有名で整備が完璧。観光バス・ツアーが多い。 |
| 慕田峪長城 | 約2時間ほど | 比較的空いている | 景観が美しく、リフト・ケーブルカー・トボガンが豊富。 |
八達嶺長城の特徴
- 北京中心部から最もアクセスが良く、観光バスやツアーが豊富。
- 整備が完璧で、初めての方でも観光しやすい。
- その反面、常に非常に混雑しており、特に週末や連休は写真を撮るのも一苦労。
慕田峪長城の特徴
- 八達嶺に比べて観光客が少なく、ゆったりと歩ける穴場スポット。
- 緑が多く、景観が美しく整備も行き届いている。
- ケーブルカー・リフト・スライダーなど移動手段も豊富で、観光しやすい。
私が慕田峪長城を選んだ理由
今回、私が選んだのは「慕田峪長城」です。
最大の理由は、混雑を避けたかったことです。
世界遺産・万里の長城を訪れるなら、できるだけ人混みを避けて、壮大な景色を静かに楽しみたいと思っていました。
また、写真に人がなるべく写り込まない「絶景ショット」を撮りたかったのも大きな理由です。
初めて万里の長城を訪れる方には「八達嶺」は定番ですが、写真映えや落ち着いた雰囲気を重視するなら「慕田峪長城」が断然おすすめです。
初めて万里の長城を訪れる方には「八達嶺」は定番ですが、
写真映えや落ち着いた雰囲気を重視するなら「慕田峪長城」がおすすめです。
Klookの万里の長城ツアーとは?予約・基本情報を解説

北京観光の定番スポット・万里の長城を、日本語で事前予約できる便利なツアーがKlook(クルック)の「慕田峪長城日帰りツアー」です。
出発タイプ(集合場所や送迎あり/なし)、グループツアーまたはプライベートツアー、さらにケーブルカーやリフト・トボガン(滑り台)、ランチ付きなど、自分の希望に合わせてプランを自由に選べるのが魅力。
1人旅から家族旅行、友人グループまで幅広く対応しており、日本語で予約・支払い・バウチャー受け取りまで完結するので安心です。
ツアー基本情報
| ツアー名 | 慕田峪長城1日ツアー(ケーブルカー/ロープウェイ&スライダー/POPLANDチケットの組み合わせ可能) |
| 言語対応 | 英語/中国語/日本語あり(予約ページは日本語対応) |
| 所要時間 | 約8〜9時間(午前出発・夕方帰着) |
| 出発タイプ | 集合場所指定/ホテル送迎付きプランあり |
| 料金目安 | 約1,400円〜(長城入場料、往復送迎、シャトルバス込み) |
| オプション | ケーブルカー・リフト/トボガン(スライダー)乗車・ランチ付きプランあり |
| 予約方法 | Klook公式サイトまたはアプリから日本語で事前予約可能 |
| キャンセル規定 | 48時間前まで無料キャンセル可能 |
- Klookではすべて日本語表示で完結できるため、初めての海外旅行でも安心。
- 当日バウチャー提示でスムーズに入場でき、チケット売り場の行列を避けられます。
- ケーブルカーやスライダーのオプションを追加すれば、登り下りも楽に楽しめます。
オプションのケーブルカー・リフト・トボガン(スライダー)の案内

| アクセスルート | 特徴 | おすすめの利用シーン |
|---|---|---|
| ケーブルカー | 密閉型のゴンドラで、冷暖房完備 | 高齢者や体力に自信のない方、悪天候時。 |
| リフト | 開放式で、景色を楽しみながら登る。 | 登りにおすすめ。風が心地よい。 |
| トボガン(スライダー) | 降り専用のスリル満点のアトラクション。 | 下山時(午後は混雑する時間帯あり)。 |
私が選んだKlookツアーパッケージ
今回私が選んだのは、集合場所出発タイプのグループツアーです。
オプションで ケーブルカーまたはリフトの往復+トボガン付きチケット を追加し、昼食なしプランを選びました。
この組み合わせが最も人気で、慕田峪長城を自由に観光できるおすすめパッケージです。
選んだパッケージ内容
| 出発タイプ | 集合場所(地下鉄「東直門駅」C出口) |
| 含まれる内容 | 往復送迎、長城入場券、リフト+トボガン、英語ガイド、シャトルバス |
| 昼食 | なし(自由行動中に各自で食事可) |
| 料金目安 | 約5,700円(レートにより変動あり) |
| 所要時間 | 約9時間(7:50〜17:00) |
手頃な価格で送迎・チケット・乗り物がすべて含まれており、コスパが高いと感じました。
当日のスケジュール(例)

| 7:50 | 地下鉄「東直門」駅C出口に集合(ガイドと合流) |
| 8:00 | 出発(専用車で慕田峪長城へ) |
| 10:00 | 慕田峪長城到着 |
| 10:15 | シャトルバスで山麓から登り口へ移動 |
| 10:30〜15:00 | 自由見学(リフトで長城へ、トボガンで下山) |
| 15:00〜15:30 | 駐車場に集合(第1便〜最終便選択可) |
| 17:00頃 | 北京市内・地下鉄駅にて解散 |
ツアー予約はこちらから
北京市内発・ガイド付きで安心!
ケーブルカーやトボガン体験も選べる人気の「慕田峪長城ツアー」はKlookで簡単予約できます。
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慕田峪万里の長城を実際に歩いてみた!

ガイドさんから全体的な説明と、帰りの集合場所・時間の案内を受けた後、いよいよ自由行動がスタート。
ケーブルカーかリフトの選択したルートで上を目指します!
リフトで長城へ

リフト乗り場での混雑は無く、待ち時間ゼロでスムーズに乗れました。
リュックサックは安全のため、前に抱えるスタイルで乗車します。

木々の間を抜けてゆっくり上昇。
心地よい風とともに、次第に見えてくる万里の長城の姿にワクワクします!

リフトの途中、木々の間から現れる石造りの城壁は、写真で見るよりも迫力満点でした。

山の稜線に沿って続く慕田峪長城の全景。見張り塔が連なる姿は壮大で、まるで歴史の中にタイムスリップしたようです。
空の青さとのコントラストが美しく、待ち侘びていた景色に出会えた瞬間でした!
1号大角楼へ(体力のある方向け)

リフトを降りて右方向の「1号大角楼」へ向かいます。
片道約30分ですが、傾斜のある階段が続くため、ここが一番体力を使いました。
青空の下、見上げる長城の姿にパワーをもらいながら、一歩ずつ前へ!

慕田峪長城の人気スポット「正関台(4号故楼)」。
迫力ある石造りの建物が山の斜面にそびえ立ち、長城の美しい曲線とともに見応えがあります。
ここからの眺めも素晴らしく、観光客が立ち止まって写真を撮る人気の撮影スポットです。

頂上まではさらに急な階段が!
段差が高く、まるでちょっとした登山のよう。
しかし、この先に見える絶景を思うと、自然と足が前に出ます。

ついに1号大角楼に到着!ここまで登りきった達成感は格別です。
澄んだ青空の下で、歴史の重みを感じながらしばらく風景を眺めていました。

やぐらの中で出会った猫ちゃん。
のんびり日向ぼっこしていて、登りの疲れが一気に癒されました。

リフトやケーブルカーの降り場、そしてその先まで続く長城が一望できます。
この高さから見下ろす景色はまさに圧巻!
体力的にキツイですが、頂上からの景色は「頑張って登ってよかった〜!」と心から思える絶景です。
慕田峪長城 14〜15号楼方面へ(ケーブルカー方面へのルート)

リフト降り場の付近から今度は、ケーブルカー降り場方面(14〜15号楼方面)へ向かいます。

この区間は、慕田峪長城でも最も美しいパノラマが見られる絶景区間だと言われています。
所要時間は、登り(行き)1時間程度、下り(帰り)30分程度が目安です。
体力や時間次第で折り返しすればOKです。

ケーブルカーの下山道や外支城、トイレや売店の方向が分かりやすく表示されています。

人気スポットでも、ふとした瞬間に誰もいない長城を歩けることも。
静けさの中で、歴史と自然を独り占めできる贅沢な時間です。

どこまでも続くような景観に圧倒されました。

長城の一角に残る砲台跡。
実際に武器が設置されていた場所で、歴史のリアリティを感じられます。

山の稜線に沿ってなめらかに続く長城の曲線。

石碑が掲げられた古い見張り台。
積み重ねられた石の質感に歴史の重みを感じます。

登ってきた道を振り返ると、この壮大な景色!
自分の足でここまで歩いてきた達成感がこみ上げます。
階段が多くて息が切れるし、足もガクガク…。
けれども、この青空の下で実際に自分の足で歩けたことが本当に幸せでした。
写真で見るよりずっと壮大で、「ここまで来てよかった!」と心から思える体験でした!
トボガンでスリル満点の下山体験!

帰りは、森の中を駆け抜けるように滑り降りるトボガンです!ブレーキ付きの台車に乗り、自分でスピードを調節しながら下ります。
森の中を滑る風が気持ちよくて、まるでアトラクションみたいでした!
ただし、午後1時過ぎは少し混み合い、乗るまでに30分ほどの待ち時間が発生しました。
利用する時間帯には注意が必要です。


下山後の麓エリアには、飲食店やお土産店、フルーツを売る露店が立ち並び、賑わっています。
午後3時ごろに駐車場へ戻り、行きと同じ観光バスで北京市内へ出発しました。
この日はツアー全体で2台のバスが運行しており、体力や見学ペースに合わせて早め・遅めのどちらのバスでも戻れるのは嬉しいポイントです。
慕田峪長城ツアーまとめ&おすすめポイント

北京市内から日帰りで行ける慕田峪長城ツアーは、アクセス・景観・混雑のバランスがとれた非常に満足度の高いコースでした。
実際に体験してわかったおすすめポイントをまとめます。
- 混雑が少なく、ゆったりと絶景を独り占めできる瞬間がある
- ケーブルカー・リフト・トボガンと選べる移動手段が豊富
- ガイド付き&往復送迎で初めてでも安心(チケット手配も不要)
- 北京市内から日帰りOKでアクセス良好
- 長城上の自由時間がたっぷりある
標高のある長城では思った以上に体力を使います。
事前の準備しっかりすることで、より快適に楽しめます。
- 階段や坂が多く、歩きやすい靴が必須。
- 日差しが強いため、春〜秋は帽子や日焼け止めがあると安心。
- 長城の上がった後の売店は少ないため、水や軽食の持参がおすすめ。
- トイレはありますが、念のためトイレットペーパーの持参をおすすめします。
- トボガンは昼過ぎに混雑し、30分程度の待ち時間が発生することも。
北京市内発・ガイド付きで安心!
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まとめ|初めての万里の長城観光はKlookツアーで大正解!
慕田峪長城は、「混雑の少なさ」「雄大な景観」「設備の整備度」がちょうどいいバランスの観光地でした。
実際に訪れて感じたのは、「写真映えと快適さを両立できる理想の長城」だということ。
Klookツアーを利用すれば、初めての海外旅行でもスムーズに観光できます。
- チケット購入や移動の手間をすべて代行
- 日本語で予約・支払い完結
- 現地ガイド付きで安心
特に、観光客が少なくゆったり絶景を満喫できることや、ケーブルカー・リフト・トボガンが選べて自由度が高い点は、初めて万里の長城を訪れる方にとって大きな魅力となるでしょう。
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