イタリア・ミラノで楽しみにしていた『最後の晩餐』鑑賞付き半日観光ツアーに参加してきました。
「最後の晩餐のチケットが取れない…」
「ミラノはスリが多く治安が心配…」
そんな不安から今回、ベルトラの日本語ガイドツアーを利用しました。
結果的に、「本当に参加して良かった！」と思える素晴らしい体験になりましたので、その様子をレポートします。
参加したツアー概要『最後の晩餐』鑑賞付き！ミラノ観光半日ツアー
✅ 『最後の晩餐』鑑賞付き！ミラノ観光半日ツアー（日本語ガイド）
✅ 午後プラン：13:05集合〜16:00解散（約3時間）午前プランあり
✅ 料金：大人 14,826円〜（2025年7月現在）
✅ 内容：
- 『最後の晩餐』鑑賞（15分）
- スフォルツェスコ城、スカラ座、ガレリア、ドゥオーモ外観を徒歩観光
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の内部見学（集合時間前）
ツアーにはサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の内部見学は含まれていませんが、私は集合の15分ほど前に行って、無料で内部を見学しました。
中に入るとまず目に飛び込んでくるのが、幾何学模様の天井と、繊細に彩られたアーチ装飾。
祭壇奥には、修道士たちが使用していた木製の席が整然と並んでおり、かつての修道生活の一端を感じさせてくれます。
光が差し込む様子も神秘的です。
美しいフレスコ画と幾何学パターンで構成されたドーム天井は、まさに芸術そのもの。
内部はとても美しく、静かな空間で心が洗われるようでした。
時間に余裕がある方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
ゆみみツアー前に教会内部を見ておいて本当によかったです！
入場無料で、15分くらいで気軽に見学できるのでとってもおすすめ！
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会集合
煉瓦色の建物がサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会で、
そのすぐ隣のクリーム色の建物が『最後の晩餐』が描かれている修道院の食堂です。
集合はサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会の入口向かって右側。
ゆみみ集合場所では日本人ガイドさんが名前を呼んで声をかけてくれるので、初めてでもスムーズに合流できて安心でした！
名前を確認してもらった後は、イヤホン付きの音声ガイドを受け取って出発！
『最後の晩餐』鑑賞中も街歩き中も、イヤホンのおかげでガイドさんの説明がはっきり聞こえて快適でした。
「最後の晩餐」入場手続き
チケットオフィスでの『最後の晩餐』の入場手続きは、ガイドさんが行ってくれます。
その後ガイドさんから説明を聞きながら「最後の晩餐」の入場時間を待ちます。
- パスポートまたはeチケットの提示が必要です。
- セキュリティチェックがあり、以下の持ち込みは禁止されています。
- 大きなリュックやスーツケース
- ベビーカー
- 飲み物・食べ物
- ナイフなどの危険物
念願の「最後の晩餐」鑑賞
いよいよ『最後の晩餐』鑑賞（15分間）へ。
レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた「この中に私を裏切る者がいる」とキリストが告げる場面を、一点透視図法で奥行きのある空間と共に表現した名作。
ガイドさんがポイントをわかりやすく説明してくれ、本物を目にしたときは「ついにミラノに来たんだ…！」と感動しました。
ミラノ市内徒歩観光へ
ミラノ市内観光では、まずかつてスフォルツァ家が住んでいたスフォルツェスコ城へ。
重厚なレンガ造りの外観や、美しい中庭、優美な回廊など、歴史を感じさせる見どころが詰まったスポットです。
スフォルツェスコ城
かつてミラノを統治していたスフォルツァ家の居城だったルネサンス建築の城。
内部の回廊は優雅なアーチと天井装飾が美しく、静かな時間が流れていました。
内部にはミケランジェロの『ロンダニーニのピエタ』などが展示されています。
スカラ座（外観）
ミラノが誇るオペラの殿堂「スカラ座」は、外観だけでも圧倒的な存在感。
正面に停まっていたクラシックなトラムも、まるで絵になるようなミラノらしい風景です。
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリア
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリアは、19世紀後半に建設された、イタリア初代国王の名を冠したエレガントなアーケード。
ガラス張りのドームとモザイクの床が美しく、ブランド店やカフェが並び地元客や観光客で賑わっています。
床に描かれた「雄牛のモザイク」は、かかとで3回転すると幸運が訪れるという言い伝えのあるスポット。
ゆみみ体験も出来ました！！
上を見上げると、見事なガラスと鉄のドーム型天井。
19世紀に建てられたとは思えないほどモダンで、美術館のような美しさに圧倒されます。
赤い椅子が目を引くクラシックなカフェ「Galleria」。
ウェイターの制服も優雅で、まるでタイムスリップしたかのような気分に。
ドゥオーモ（外観）
ミラノの象徴である世界最大級のゴシック建築。約500年もの年月をかけて完成した大聖堂で、繊細な彫刻と壮大な尖塔に圧倒！
広場のライオン像越しに見上げたドゥオーモもまた、フォトジェニックな1枚。
ガイドさんがおすすめ撮影スポットも教えてくれたので、記念写真もバッチリ撮れました。
ドゥオーモ近くで解散
ツアー終了予定時間より少し早めにドゥオーモ広場に戻ってきた私たち。
するとガイドさんが「おすすめの美味しいジェラート屋さんがすぐ近くにありますよ！」と案内してくれました。
お店の名前は「Artico（アルティコ）」。
ショーケースにはカラフルなジェラートがずらりと並び、どれも本当に美味しそうで迷ってしまうほど…！
注文が不安な参加者にも、ガイドさんが一緒にフレーバー選びや注文を手伝ってくれて、とても助かりました。
このお店の前でガイドさんと解散となり、最後まで丁寧な対応に感謝の気持ちでいっぱいでした。
ゆみみ短時間ながら見どころを効率良く回れて充実感たっぷり。
スリが多いと言われるミラノですが、ガイドさんが常に注意喚起してくれ安心して観光できました。
ツアーの最後にいただいたジェラートは、旅の疲れを癒すご褒美のような存在でした。
ガイドさんの細やかな気遣いに、最後まで感動！
【個人で入場】ドゥオーモとテラス
ツアーはドゥオーモ広場で解散となりましたが、せっかくなのでこの機会にドゥオーモの入場チケットを購入し、テラス見学にも行ってきました。
チケットは、スムーズに入場できるよう事前にベルトラで購入しました。
ドゥオーモ内部も荘厳で圧巻
内部は外観のゴシック建築同様に荘厳で、高い天井を支える柱の列、繊細なステンドグラスから差し込む光、厳かな雰囲気に圧倒されます。
巨大なステンドグラスには旧約聖書の物語が描かれており、光の当たり方で色合いが変わる様子がとても幻想的でした。
大理石の彫刻と街並みを一望できる屋上テラス
ドゥオーモのテラスは階段またはエレベーターで上がれます（エレベーター利用は追加料金あり）。
テラスに上がるとミラノ市街を360度一望でき、大理石の尖塔群を間近で見られる圧巻の景色が広がります。
遠くに見えるアルプス山脈やガレリアのガラスドームも見渡せ、「ミラノに来て良かった！」と感じる瞬間でした。
解散後のテラス見学は大満足
ミラノ観光の最後にドゥオーモのテラスへ登ったことで、街を見下ろしながら旅を振り返ることができ、とても充実した時間になりました。
ツアーで効率よく観光を終えた後、そのままドゥオーモ観光を追加するのはとてもおすすめです！
まとめ：ミラノ観光はツアー利用で安心＆効率アップ
金額は高めですが、チケット手配の煩わしさや治安面の不安を解消できたので参加して本当によかったです。
✅ 『最後の晩餐』のチケットが確実に確保できた
✅ 短時間で効率よく観光名所を回れた
✅ 日本語ガイドの説明で理解が深まった
✅ 治安面の不安なく安心して観光できた
「最後の晩餐」を絶対に見たい方、短時間で効率よく観光したい方、治安面が不安な方には日本語ガイド付きのツアー利用がおすすめです。
私が参加したツアーはこちら▼
ミラノで効率的＆安心な観光を楽しんで、素敵な思い出を作ってくださいね！
