バンクーバー国際空港(YVR)には、エア・カナダが運営する「メープルリーフ・ラウンジ」が国内線・国際線・北米路線の3か所にあります。
ビジネスクラスやスターアライアンスゴールド会員など、利用条件を満たせば出発前にゆったり過ごせる人気のラウンジです。
今回はその中から、米国便エリアにあるメープルリーフ・ラウンジを実際に利用しました。
場所や雰囲気、食事やドリンクの内容を写真とあわせてご紹介します。
バンクーバー空港のエア・カナダ メープルリーフ・ラウンジとは?

バンクーバー空港(YVR)のエア・カナダ メープルリーフ・ラウンジは、国内線、国際線、北米路線の各出発エリアにある、エア・カナダが運営する空港ラウンジです。
エア・カナダやスターアライアンス加盟航空会社の搭乗客が、フライト前にリラックスできる快適な空間とサービスを提供しています。
バンクーバー国際空港(YVR)には、行き先に応じて3か所にメープルリーフ・ラウンジがあります。
ラウンジの場所(国内線・国際線・北米路線)

出発するフライトの種類に応じて、それぞれ専用のラウンジが用意されています。
エア・カナダ メープルリーフ・ラウンジの場所 | |
---|---|
国際線 | ゲートD52付近 |
国内線 | ゲートC29-30付近 |
北米路線(米国便) | ゲートE84-86付近 |

国内線・国際線・米国便エリアそれぞれにあるので、出発するターミナルによって利用できるラウンジが異なります。
エア・カナダ メープルリーフ・ラウンジの利用対象者一覧

ラウンジの利用対象は限られており、誰でも入れるわけではありません。
以下の条件を満たす方が、エア・カナダ メープルリーフ・ラウンジを利用できます。
対象者 | 利用条件 |
---|---|
ビジネスクラス利用者 | エア・カナダ便、またはスターアライアンス加盟航空会社のビジネスクラス搭乗者 |
ファーストクラス利用者 | スターアライアンス加盟航空会社のファーストクラス搭乗者 |
スターアライアンス ゴールド会員 | スターアライアンス加盟航空会社の搭乗時、エコノミー利用でも入室可能(同行者1名まで可) |
エア・カナダ アルティチュード会員(Aeroplan Elite Status) | 25K以上のステータスを保有し、エア・カナダ便または提携便を利用する場合 |
有料会員(Maple Leaf Club メンバー) | Maple Leaf Club Worldwide / North America 会員は、対象便搭乗時に利用可能 |
有料利用 | 一部の路線・条件では、当日有料でラウンジ利用可能(空き状況による) |

ANAの上級会員は、スターアライアンスゴールド会員になりますので、ラウンジ利用ができます。
【体験記】エア・カナダ メープルリーフ・ラウンジ(米国便)

私は今回、北米路線(米国行き)フライトの出発エリアにあるラウンジを利用しました。
出国審査後の便利な場所にあり、短時間でも立ち寄りやすいのが魅力です。
ラウンジの場所(エリアとゲート)

米国行き専用のエリアにあり、ゲートE84-86付近の出発ゲート近くにあります。
ラウンジでは、搭乗券の提示でスムーズに入室できます。
営業時間と混雑状況
早朝から夜までオープンしており、特に朝の便が集中する時間帯は混み合うことがあります。

訪れたのは午後3時ごろでしたが、空いていて快適にリラックスできました。
ラウンジ内の雰囲気と座席

ラウンジ内は広々としていて、エリアごとに雰囲気の異なる座席が用意されています。
大きな窓からは駐機場を眺められるので、飛行機を見ながらゆったり過ごせるのも魅力です。

赤いチェアや観葉植物が配置されたダイニングエリアは、食事や軽く会話を楽しむのに最適。
明るくカジュアルな雰囲気があり、気軽に利用できます。

長テーブルや電源付きのデスク席も用意されていて、パソコン作業やちょっとした仕事をしたい人に便利。

少人数用の個室ブースもあります。
ラウンジの軽食
ラウンジでは軽食からホットミール、デザートまでバリエーション豊かに提供されていました。特にカナダらしいスイーツも並んでいて、旅の気分を盛り上げてくれます。
サラダ・カスタマイズコーナー


- レタス、ほうれん草、きゅうり、ミニトマト、コールスロー
- トッピングにチーズ、豆、ひよこ豆、ドライクランベリー、スライスアーモンドなど
自分好みにアレンジできるサラダバー形式で、野菜不足を補えるのが嬉しいポイントです。
軽食・スナック



- トルティーヤ、バンズ、ラップサンド(ローストビーフ&チェダーチーズ、ベジタブル)
- ナチョスチップスにチーズやワカモレをトッピングしてオリジナルタコス風に楽しめます。
ホットミール



- ハーベスト・マッシュルームビスク(濃厚なマッシュルームスープ)
- ブレイズドビーフ(柔らかく煮込まれた牛肉)&ライスの組み合わせ
温かい料理も用意されていて、しっかりお腹を満たしたい人にもぴったりです。
デザート

- カナダ名物 ナナイモバー(Nanaimo Bars)
濃厚なチョコとカスタードを使ったスイーツで、ここで味わえるのはちょっと嬉しいご当地感。
ドリンク・アルコール

ビール(Granville Island、地元ブランド)
カナダのクラフトビールブランドのビールサーバー

各種スピリッツ

上段に赤ワイン、白ワイン

ラバッツァのエスプレッソマシンで淹れる本格コーヒー
イタリアの人気ブランド「Lavazza」のマシンが導入されていて、エスプレッソやカプチーノなどをセルフで楽しめます。


冷蔵庫にはカナダドライのジンジャーエール、スパークリングウォーター、ジュースなどが豊富に揃っていました。
シャワールーム・Wi-Fi
ラウンジ内にはトイレやシャワールームもあり、フライト前にリフレッシュできます。
Wi-Fiも無料で使えるので、出発前の時間を有効活用できます。
まとめ:広さと明るさが魅力のメープルリーフ・ラウンジ

バンクーバー空港のエア・カナダ メープルリーフ・ラウンジは、出発前に落ち着いた時間を過ごせる心地よい空間でした。
北米路線エリアはアクセスも便利で、食事やドリンクも充実。私が訪れたときは空いていて、とても快適に利用できました。
飛行機を眺めながらのんびり過ごす時間は、旅の気分をさらに盛り上げてくれます。米国便を利用される方には、ぜひ立ち寄ってみてほしいラウンジです。

