【宿泊記】JWマリオット・サンフランシスコ・ユニオンスクエア 建築美は最高!でもプラチナ特典の朝食とラウンジは?

JWマリオット・サンフランシスコ・ユニオンスクエア宿泊記のアイキャッチ画像。ロビーの特徴的なブロンズ像を背景に、サンフランシスコ名物のケーブルカーとユニオンスクエアの写真を円形に配置。「JWマリオット・サンフランシスコ 宿泊記」のタイトル文字入り。

サンフランシスコのJWマリオットは、「建築デザインと静寂を楽しむためのホテル」です。
マリオットボンヴォイのエリート特典(特にラウンジと朝食)を期待して泊まると、少し肩透かしを食らうかもしれません。

なぜなら、ラウンジは閉鎖中、エリート特典の朝食はコンチネンタル(軽食)のみだからです。さらに今回、虎の子の「スイートナイトアワード(SNA)」を使ってアップグレードを確定させましたが、案内されたのは「スタジオスイート」。

「スイート」という名前に期待しましたが、実際は「ちょっと広いワンルーム」でした。
リビングと寝室が分かれたスイートを想像するとギャップがあります。

メリットデメリット
朝食付き
アップグレードあり
アクセスの良いロケーション
ホテルデザイン
ラウンジ閉鎖中
無料朝食はコンチネンタルのみ
名ばかりのスイート(ワンルーム)

とはいえ、ユニオンスクエアのすぐそばとは思えない静けさと、ジョン・ポートマン設計の建築美は圧巻。
「特典よりも、大人の隠れ家的な空間を楽しみたい」という方にはおすすめできるホテルです。

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目次

圧巻のスカイロビーと建築美

ロビー階から見上げる圧巻の吹き抜け。天窓から光が差し込み、ブロンズ像と建築のコントラストが美しい。

エレベーターで3階に降り立つと、そこは別世界。
有名な建築家ジョン・ポートマンによる設計で、吹き抜けのアトリウムが広がります。

ロビー中央にあるブロンズ像の噴水。踊っているような躍動感ある彫刻が印象的。

特に印象的だったのが、ロビーの中央にある踊る人々をモチーフにしたようなブロンズ像です。

天窓まで続く巨大な吹き抜けを見上げると、この彫刻と幾何学的なバルコニーのラインが重なり合い、吸い込まれるような迫力がありました。

ロビーラウンジのインテリアは重厚感があり、とてもアーティスティック。
外の喧騒が嘘のように静かで、美術館にいるような気分にさせてくれます。

また、広々としたソファエリアのテーブルには、ジェンガなどのボードゲームがさりげなく置かれていました。
高級ホテルでありながら、こうした遊び心があるのは素敵ですね。

ロビーにあるモダンな大型暖炉。ゆらめく炎を眺めながら静かな時間を過ごせる。

ロビーにはモダンな暖炉があり、実際に火が灯っていました。

【重要】無料のモーニングコーヒー
  • 場所:3階の暖炉横(Level III fireplace)
  • 時間:早朝 5:30 ~ 8:30
  • 「To Go(持ち帰り)」スタイルですが、無料でコーヒーがもらえるのは小さなメリットです。

ウェルカムレターに書いてあった「無料のモーニングコーヒー」は、この暖炉の横で提供されるようです。
早起きして、炎を眺めながらコーヒーを飲むのも贅沢な時間になりそうです。

エレベーターホールへ続く回廊。赤いクリスタルシャンデリアとアーチ型の天井が幻想的な空間。

そして、エレベーターホールへ続く回廊も見逃せません。

エレベーターホール前。赤いクリスタルシャンデリアとアーチ型の天井が幻想的な空間。

アーチ状の天井に真っ赤なクリスタルシャンデリアが連続して吊るされています。

ゆみみ

どこか映画のセットのような幻想的な雰囲気でした。
ここは間違いなくフォトスポットです!

スイートナイトアワードの結果は?「スタジオスイート」

スタジオスイートの客室全体。キングサイズベッドと、窓際にはL字型の大きなコーナーソファが配置されたゆとりある空間。

今回、事前に「スイートナイトアワード」を申請し、承認されていました。
数日前から「スイート確定!」とワクワクしていたのですが…。

純白のシーツが美しいキングベッド。足元には赤いベンチアクセント、ヘッドボード側には幾何学模様の鏡面装飾がありモダンな印象。

アサインされたのは「スタジオスイート(Studio Suite, 1 King, Sofa Bed)」。
ドアを開けた瞬間の感想は、
「あれ? これがスイート…?」。

窓際に配置された広々としたL字型ソファ。幾何学模様のファブリックと、クラシックなデザインの照明が落ち着いた雰囲気を演出。

確かに広めのソファエリアはありますが、ベッドルームとの仕切りはありません。
アメリカのホテルあるあるですが、「スタジオスイート = 広めのワンルーム」という現実を噛み締めました。

2人旅に最適!ソファーベッドの対応

L字型ソファを展開して作られたソファーベッド。大人でも十分に寝られるサイズで、ツインベッド利用のように使える。

今回、友人と2名での滞在だったため、事前にリクエストしてソファーをベッドメイクしていただきました。

海外のホテルは「キングベッド1台」の部屋が多く、友人同士だと気を使うことがありますが、この部屋ならL字ソファが立派なベッドに変身します!
メインのベッドと合わせれば実質ツインルームのように使えるので、この広さは非常に助かりました。
寝心地も悪くなかったですよ。

幾何学模様のデザインと充実の設備

壁掛けの大型テレビと、シンプルで機能的なデスクエリア。壁面の波打つようなデザインパネルが特徴的。

お部屋のデザインは、カーペットやソファ、壁の装飾に至るまで「幾何学模様」で統一されており、サンフランシスコらしい洗練されたモダンさを感じます。

キャビネット内のミニバー。illy(イリー)のエスプレッソマシン、無料のボトルウォーター、カップ類がきれいに収納されている。

ミニバーには、イタリアのilly(イリー)のエスプレッソマシンが完備。
お部屋で美味しいコーヒーが飲めるのは嬉しいポイントです。

大理石のバスルームと英国ブランドのアメニティ

大理石で統一された高級感あるバスルーム。広々とした独立シャワーブースと、明るい照明の洗面台。

バスルームは総大理石作りで、さすがJWマリオットという高級感!

ガラス棚に並べられたバスアメニティ。英国の高級ブランド「アロマセラピーアソシエイツ(Aromatherapy Associates)」を採用。

アメニティは、香りの良さでファンも多い英国ブランド「Aromatherapy Associates(アロマセラピーアソシエイツ)」でした。

シャワーを浴びるだけで、精油の香りに包まれてリラックスできます。
バスタブはありませんでしたが、独立したシャワーブースは広くて使いやすく、水圧も問題ありませんでした。

クローゼットに用意されたJWマリオットのロゴ入りバスローブ。肌触りの良さそうな厚手のタオル地。

クローゼットには、着心地の良いバスローブが用意されていますので、ゆったりと過ごせます。

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【プラチナ特典】と「幻のラウンジ」

ウェルカムレター(案内書)。

今回の滞在で適用された、マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)のプラチナエリート特典をまとめました。

プラチナ特典・チタン特典
  • 客室のアップグレード: 空室状況による。今回は、スタジオスイートへ(SNA利用)
  • アーリーチェックイン:空室状況による。
  • レイトチェックアウト:最大16時まで、空室状況による。
  • ウェルカムギフト: 1,000ポイント、または飲食アメニティ
  • ボーナスポイント:プラチナ50%、チタン75%
  • 朝食: 本人+同伴者1名無料(コンチネンタル)
  • ラウンジアクセス: なし(閉鎖中)

「あるはず」のラウンジがない?
ここで一つ、どうしてもツッコミたい点が…。エレベーターホールの立派なフロア案内を見てください。

エレベーターホールのフロア案内板。21階に「Club Lounge(クラブラウンジ)」の文字が刻まれているが、現在は閉鎖されている。

ハッキリと「21st Level . . . Club Lounge」と刻まれています。
これを見たら「お、最上階にラウンジがあるんだ!」と期待しますよね。

しかし、フロントで確認すると「現在は営業していません」との回答。
看板には残っているけれど、実際にはサービスが提供されていない、まさに「幻のラウンジ」状態でした。

ゆみみ

プラチナ特典としてラウンジ利用を楽しみにしている方は、注意してくださいね!

【特典朝食】コンチネンタルのみ。でも実は高級?

マリオットボンヴォイのエリート会員専用朝食メニュー。「Continental Elite Breakfast」と記載され、パフェ、フルーツ、オートミールなど5種類から選択可能。

プラチナ特典の朝食は、3階のレストラン「Level III」で提供されます。
席に着くと渡されたのが、こちらの「エリート会員専用メニュー」。

マリオットのプラチナ特典といえば、ホテルによっては豪華なフルビュッフェが無料になることも多いですが、ここは「コンチネンタルブレックファスト(冷たい料理)」のみです。

選べる5つのメニュー】以下の5つから1品を選び、ジュースまたはコーヒーが付きます。
  • ベリーパフェ(ヨーグルト&グラノーラ)
  • スライスフルーツ盛り合わせ
  • オートミール
  • シリアル
  • ペストリー/トースト

もし「温かい料理が食べたい!」と思ってパンケーキやオムレツを注文する場合は、追加料金(+18ドル〜28ドル)が発生します。
「差額」というには少々強気な価格設定ですね(笑)。

実際の朝食:フルーツとパフェ

今回は2名で利用したので、「スライスフルーツ」と「ベリーパフェ」をそれぞれ注文しました。

季節のフルーツプレートとクロワッサン。スイカ、メロン、パイナップル、ベリー類が色鮮やかに盛り付けられている。

スイカ、メロン、パイナップル、ベリー類がたっぷり。彩りも綺麗です。

ベリーパフェとクロワッサンの朝食セット。ヨーグルトに赤いベリーソースとグラノーラがたっぷりかかっている。

ヨーグルトに赤いベリーソースとグラノーラがかかっていて、見た目以上にボリューミー。

どちらにも、温かいクロワッサンがセットで付いてきました。
温かい卵料理がないのは少し寂しいですが、味はとてもフレッシュで美味しかったです。

実は「1人約3,500円」が無料!

レストラン「Level III」のアラカルトメニュー表。フルーツプレート22ドル、パンケーキ23ドルなどの価格が記載されている。

通常のアラカルトメニュー(写真参照)を見てみると…

  • ベリーパフェ:19ドル
  • スライスフルーツ:22ドル

なんと、円安の現在(1ドル=約150円換算)だと、約3,000円〜3,500円相当の朝食ということになります。

ゆみみ

「なんだ、コンチネンタルか…」と最初は思いましたが、サンフランシスコの物価を考えると、これが2名分無料でいただけるのは、やはり非常に大きなメリットだと言えますね!

【その他の館内設備】ビジネス・売店・ジムも完備!

24時間利用可能なビジネスセンター。パソコンとプリンターが完備され、落ち着いて作業ができる個室空間。

滞在中に利用した、便利な館内施設を3つご紹介します。

まずは、24時間ビジネスセンター
パソコンとプリンターが完備された個室のビジネスセンターがあります。
とても静かな空間なので、急な仕事のメール対応や、帰りのフライトのeチケット印刷などに便利でした。

コンビニ代わりに!「RETAIL STORE」
館内には、お洒落なコンビニのような売店(RETAIL STORE)があります。
スナック菓子やアイスクリーム、ワインなどのアルコール類も販売されていました。
「セルフレジ(Self Checkout)」が導入されているので、夜遅くに小腹が空いた時でも、誰にも会わずにサッと買い物ができるのが気楽で良かったです。

広々としたフィットネスジム
フィットネスセンターは想像以上に広々としていました。
最新のマシンが並んでおり、タオルや給水機はもちろん、「冷えたリンゴ」まで用意されています。
食べ過ぎた翌朝は、ここでカロリー消費するのもありですね!

基本情報とロケーション

JWマリオット・サンフランシスコ・ユニオンスクエアの外観。赤レンガ造りでアーチ型の窓が特徴的なジョン・ポートマン設計の高層ビル。

最後に、JWマリオット・サンフランシスコ・ユニオンスクエアの基本情報とアクセスについてまとめます。

ホテルへの入り口は、メイソン・ストリート(Mason St)沿いにあります。
ユニオンスクエアの喧騒から一本入った通りなので、入り口周辺は比較的落ち着いた雰囲気です。

ホテル基本情報

ホテルのエントランスと車寄せ(バレーパーキング)。暖色系の巨大なペンダントライトが特徴的で、アーチ状の入り口にはティールブルーのライティングが施されている。
ホテル名JW Marriott San Francisco Union Square
JWマリオット・サンフランシスコ・ユニオンスクエア
住所515 Mason Street, San Francisco, CA 94102
電話+1 415-771-8600
チェックイン16:00
チェックアウト11:00
階数21階建て
駐車場バレーパーキングのみ(高額なので注意)

ロケーションとアクセス

ホテルを一歩出れば、そこはもうサンフランシスコの中心地。
すぐ近くの通りには名物のケーブルカーが走り、徒歩1ブロックでユニオンスクエアに到着します。
観光の拠点としては、これ以上ないほど便利な立地でした!

  • ユニオンスクエアまで: 徒歩約3分(1ブロック)。ショッピングや食事に困ることはありません。
  • パウエル駅(BART/メトロ): 徒歩約6〜8分。坂道があるため、大きな荷物がある場合はUberなどの配車サービス利用がおすすめです。
  • ケーブルカー乗り場: すぐ近くをパウエル線が通っています。
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まとめ:どんな人におすすめ?

ラウンジ閉鎖や朝食の内容など、マリオットのエリート会員にとっては「惜しい!」と感じる点もありましたが、それを補って余りある建築美と、都会の隠れ家のような静寂は、このホテルならではの魅力でした。

「特典でお得に!」というよりは、「空間の質」を重視する大人旅におすすめしたいホテルです。

  • ユニオンスクエア近くで、静かに過ごしたい方
  • 建築やアートな空間が好きな方
  • マリオットの会員特典よりも、ホテルの雰囲気重視の方

次回は、同じサンフランシスコで宿泊したもう一つのマリオット系ホテル、「ウェスティン・セントフランシス(The Westin St. Francis)」の宿泊記をお届けします。
こちらはエリート特典の満足度が非常に高かったので、ぜひ比較記事としてお楽しみください!

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