【トロント空港】エア・カナダ・カフェ体験記!利用条件・サービス・おすすめポイントを紹介

エアカナダカフェ体験記

トロント・ピアソン国際空港には、ユニークなスタイルのラウンジ「エア・カナダ・カフェ」があります。

「エア・カナダ・カフェ」の特徴
  • カフェのように軽食やスペシャルティコーヒーを無料でテイクアウト
  • ビジネスクラス搭乗者、スターアライアンスゴールド保有者などが利用可能

私は今回、トロント空港からカルガリー空港へ向かう国内線ビジネスクラス利用時に訪れました。
ナイアガラの滝やカナディアンロッキーを巡る周遊旅行にも便利なラウンジです。

ゆみみ

このカフェは国内線エリアにあるため、カナダ国内の移動の際にとても便利です!

本記事では、エア・カナダ・カフェの雰囲気や提供サービスを写真付きで紹介します。
あわせてメープルリーフラウンジとの違いや、おすすめの利用シーンについても解説します。

目次

エア・カナダ・カフェとは?

エア・カナダ・カフェ入口
エア・カナダ・カフェ入口

エア・カナダ・カフェ(Air Canada Café)は、エア・カナダが運営するラウンジとカフェを融合させた新しい形の空港ラウンジです。

エア・カナダ・カフェの最大の特徴は、「Grab-and-Go形式(テイクアウト形式)」です。
通常のラウンジのように長時間滞在するのではなく、ドリンクや軽食をすぐに受け取って持ち出せる仕組みになっています。

ゆみみ

搭乗前のわずかな時間でもコーヒーやサンドイッチを受け取ってゲートへ向かえるため、短時間の利用に最適!

現在、このカフェは以下の3つの空港に設置されています。

エア・カナダ・カフェのある空港(すべて国内線)
  • トロント・ピアソン国際空港(YYZ):国内線ターミナル1、ゲートD20前
  • モントリオール・トルドー国際空港(YUL):国内線メープルリーフラウンジの下階
  • トロント・シティ空港(YTZ):国内線ターミナル1番ゲート付近

いずれの空港でも、スペシャルティコーヒーや軽食、Wi-Fiや充電設備などが整っています。
空港ごとに多少の違いはありますが、「無料でテイクアウトできるカフェ型ラウンジ」という基本コンセプトは共通しています。

ゆみみ

私はトロント空港で利用しましたが、他の空港でも同じスタイルで使えます。
カナダの周遊旅行に便利ですね!

トロント国際空港(国内線)のエア・カナダ・カフェ【場所と営業時間】

アクセス地図
引用:エア・カナダ公式サイト
場所トロント・ピアソン国際空港 ターミナル1・国内線エリア(ゲートD20前)
営業時間5:00〜21:30
入場方法自動ゲート(搭乗券スキャン)
スターバックスの横

場所は、ゲートD20の向かい側ですが、「スターバックスの右側」を探すと見つけやすいです。

ゆみみ

保安検査場から近くて、簡単に見つかりました!

エア・カナダ・カフェの利用条件(国内線専用)

エア・カナダ・カフェ入場ゲート
エア・カナダ・カフェ入場ゲート

エア・カナダ・カフェは、トロント・ピアソン国際空港ターミナル1・国内線エリア(ゲートD20前) にあります。
そのため、カナダ国内線出発時のみ利用できるラウンジ です。

利用できるのは、以下のいずれかに該当する方です。

利用対象者
  • エア・カナダ国内線の ビジネスクラス または プレミアムルージュ 搭乗者
  • アエロプラン会員(スーパーエリート、75K、50K)
  • スターアライアンスゴールド会員
  • 提携クレジットカード(Aeroplan Reserve系カード)保有者

入場ゲートで搭乗券をピッとスキャンして入室します。

ゆみみ

スターアライアンスゴールド会員ならエコノミークラスの搭乗時にも利用できます!

エア・カナダ・カフェ【店内の様子と提供されている飲食サービス】

エア・カナダ・カフェカウンター席からの風景

店内には空港の風景を望める大きな窓があり、自然光がたっぷり入る明るい雰囲気です。

店内の様子(設備・サービス)

店内の座席

座席はテーブル席とカウンター席が用意されていますが、全体的に席数は多くありません。

そのため、店内では軽く飲食を済ませる程度にとどめ、ドリンクや軽食はテイクアウトしてゲートに向かうのがおすすめです。

Grab-and-Go形式(テイクアウト形式)

テイクアウト用紙袋

【Grab-and-Go形式】とは?
文字通り「取って(Grab)、持って行く(Go)」という意味で、
滞在して食事するのではなく、ドリンクや軽食をすぐに受け取り、持ち出せる仕組みです。

テイクアウトができるカフェとは、知らずに入室しました。
食べ物は、小分けにパックされていて、紙袋が積まれた状態で用意されています。

ゆみみ

ラウンジは持ち帰り厳禁と思っていたので、このカフェのシステムは衝撃的でした!

豊富に揃ったGrab-and-Go(テイクアウト形式)の軽食

ラップサンド陳列台

コンビニ以上に綺麗に並べられた陳列台の軽食を紹介します。

サンドイッチ・ラップサンド
  • チキンラップ
  • 野菜ラップ
サラダ・デザート陳列台
サラダ・軽食カップ
  • グリーンサラダ
  • パスタサラダ
  • 穀物系サラダ(キヌア、クスクスなど)
  • 野菜&チーズ入りカップ
  • トマトやフルーツ入りの軽食カップ
デザート・ヨーグルト類
  • ヨーグルト&グラノーラ
  • フルーツ入りヨーグルト
  • ムースやチーズケーキ風デザート
  • ベリーやクリームを使ったカップデザート
ヨーグルト・ジュース陳列台
ドリンク陳列台
ドリンク類
  • 炭酸飲料:コカ・コーラ、コークゼロ、スプライト、ファンタ、カナダドライ(ジンジャーエール)
  • フレーバーウォーター:AHA、fuze(フルーツ風味の炭酸飲料)
  • ジュース:OASIS、ALLEN’S など各種ジュース
  • ヨーグルトドリンク・乳製品(小カップタイプ)

これらはガラスケースの中に並んでおり、希望するとスタッフの方が紙袋に入れて手渡ししてくれます。

焼きたてパンの種類

Chocolatines(ショコラティーヌ)
→ クロワッサン生地にチョコレートが入ったパンオショコラ。

Butter Croissants(バタークロワッサン)
→ サクサクした定番のバター風味クロワッサン。

Chocolate Muffins(チョコレートマフィン)
→ チョコレート生地のしっとりマフィン。

Double Chocolate Muffins(ダブルチョコレートマフィン)
→ チョコ生地にさらにチョコチップが入った濃厚マフィン。

Almond Danish Pastries(アーモンドデニッシュペストリー)
→ アーモンドスライスをのせた甘いデニッシュ。

Grab-and-Go(テイクアウト形式)のサラダやサンドイッチとは違って、ちょっと特別感のある「焼きたてベーカリー」として提供されていました。

注文メニュー
注文できるドリンクメニュー

ホットドリンク

  • Espresso(エスプレッソ)
  • Caffè Americano(アメリカーノ)
  • Cappuccino(カプチーノ)
  • Espresso con Panna(エスプレッソ コン パンナ)
  • Espresso Macchiato(エスプレッソ マキアート)
  • Caffè Latte(カフェラテ)
  • Flat White(フラットホワイト)
  • Caffè Mocha(カフェモカ)
  • White Chocolate Mocha(ホワイトチョコレートモカ)
  • Hot Chocolate(ホットチョコレート)
  • Piccolo(ピッコロラテ/小さなラテ)
  • Ristretto(リストレット/濃縮エスプレッソ)
  • Peppuccino(ペップチーノ/泡立ち多めのエスプレッソ系)
  • Marocchino(マロッキーノ/エスプレッソ+ココア+フォームミルク)
  • New SoHo Lava(特製ドリンク名、詳細は未記載)

ティー

  • Chai Tea Latte(チャイティーラテ)
  • London Fog(ロンドンフォグ/アールグレイ+スチームミルク+バニラ)

コールドブリュー(低温抽出コーヒー)

  • Cold Brew Iced(アイスコールドブリュー)
  • Mediterranean Cold Brew(地中海風コールドブリュー)
  • Black Cherry Cold Brew(ブラックチェリー風味コールドブリュー)
  • Nutty Mocha(ナッティーモカ)
  • Coco Choc Nitro(ココチョコニトロ)
  • Cremespresso(クレマ仕立てエスプレッソ系)

フレッシュジュース

  • Orange Juice(オレンジジュース)
  • Energizing Yellow Juice(イエロージュース/人参・りんご・ジンジャーなどブレンド)

モクテル(ノンアルコールカクテル)

  • Trillium Iced Tea(トリリウム アイスティー)
  • Skyline Sunrise(スカイラインサンライズ)
  • “Air” Mona(エア・モナ)
  • Virgin Tom Collins(バージン トムコリンズ)
  • The Great Canadian Virgin Caesar(グレートカナディアン バージンシーザー)

アルコール飲料

  • ビール、シードル、スパークリングウォーター、ワインなど(提供は午前11時以降)

エア・カナダ・カフェのカウンターでは本格的なエスプレッソ系コーヒーが豊富で、さらに コールドブリューやオリジナルのモクテルも無料で注文できます。

その他の設備・サービス

  • 無料の高速Wi-Fiアクセス
  • 充電ステーション(コンセント・USB)
  • 店内トイレ
  • 出発案内表示

必要な設備がひと通り揃っていて、短時間の利用でもとても快適に過ごせます。

「メープルリーフラウンジ」との比較

メープルリーフラウンジ

エア・カナダ・カフェは手軽に利用できるのが魅力ですが、同じ空港には従来型のメープルリーフラウンジもあります。
どちらを利用すべきか迷う方のために、サービス内容の違いをまとめてみました。

項目エア・カナダ・カフェメープルリーフラウンジ
設置場所国内線ターミナル国内線・国際線・米国線ターミナルに展開
利用対象国内線ビジネスクラス、プレミアムルージュ、スターアライアンスゴールド、提携クレカ保有者ビジネスクラス、スターアライアンスゴールドなど
提供スタイルGrab-and-Go形式(テイクアウト形式)滞在型ラウンジ
食事・ドリンク軽食中心(サンドイッチ・サラダ・ペストリー・スペシャルティコーヒー・ワイン等)温かい食事、スープ、豊富なドリンクバー、アルコール類
座席環境コンパクト、短時間利用向け広めでソファやテーブルが多く、長時間滞在可能
雰囲気・カフェのように明るくモダン
・利用者の回転が速い
・ラウンジらしく落ち着いた空間
・利用者が長めに滞在
おすすめ利用シーン・搭乗前にサッと軽食やコーヒーを楽しみたい時。
・国内線周遊旅行中の短時間滞在に最適
・乗り継ぎ時間が長い時や、ゆっくり食事・休憩したい時。
・国際線・長距離フライト前に便利

表のとおり、エア・カナダ・カフェは「短時間・効率重視」、メープルリーフラウンジは「ゆったり滞在型」という違いがあります。

ゆみみ

「まずカフェでコーヒーや軽食をテイクアウトし、その後ラウンジでゆっくり過ごす」といった楽しみ方も可能です。

まとめ:無料で持ち帰りのできる「エア・カナダ・カフェ」

エア・カナダ・カフェは、国内線専用のラウンジ兼カフェ というユニークな存在です。
トロント・ピアソン国際空港ターミナル1の国内線エリアにあるため、カナダ国内旅行の際に立ち寄りやすいのが大きな魅力です。

「エア・カナダ・カフェ」のポイント
  • Grab-and-Go形式(テイクアウト形式)で、短時間の利用でも快適
  • コーヒーや軽食が高品質で、美味しい
  • ビジネスクラスやスターアライアンスゴールドで利用可能
  • カナダ国内周遊旅行の合間にリフレッシュできる

私はトロントからカルガリーへの国内線ビジネスクラス利用時に訪れました。
「空港内の専門カフェ」といった雰囲気で、出発前のひとときをワンランク上にしてくれるサービスです!

ゆみみ

「こんなに快適なカフェ型ラウンジが日本にも欲しい!」と正直に思います。

スターアライアンスゴールドを持っていれば対象者になるので、利用できるチャンスは意外と多いです。

国内線での移動が多いカナダ旅行では大活躍間違いなし!
トロント空港を利用するなら、ぜひ一度立ち寄って体験してみてください。

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