【アイスランド旅行】火山噴火の真上を飛ぶ!45分ヘリコプターツアー体験記

アイスランド観光火山ヘリ体験

アイスランド旅行の直前、まさかの火山噴火!
楽しみにしていたブルーラグーンの閉鎖が決まり、旅の予定がぽっかり空いてしまいました。

そんなときに見つけたのが、「火山地帯を上空から眺める45分間のヘリコプターツアー」でした。
費用は高額でしたが、「噴火の瞬間にしか体験できないこのチャンスを逃すわけにはいかない」と、思い切って参加を決めました。

今回は、現地でしか味わえない貴重な体験となったヘリツアーの様子を、たくさんの写真とともに詳しくレポートします。

ツアー詳細・予約は下のボタンリンクから「アイスランド 火山ツアー」で検索!

\レイキャビク:45分間の火山観光ヘリコプターツアー/

一生の思い出に残る絶景を体験!!

目次

突然の噴火!アイスランド旅行直前に起きた出来事

アイスランド「ケプラヴィーク国際空港」
アイスランド「ケプラヴィーク国際空港」
ゆみみ

旅行の3日前にアイスランドの火山噴火のニュースが飛び込んできました!

2024年11月、レイキャネス半島での火山噴火

私たちのアイスランド旅行の数日前、2024年11月20日、レイキャネス半島での噴火が発生しました。
夜中に始まったこの噴火では、約3kmにもわたる噴火口が現れ、勢いよく溶岩が流れ出しました。

ニュース映像では、真っ赤な溶岩が大地を覆い、あたり一帯が幻想的な赤い光に包まれていく様子が報じられ、ただならぬ事態を実感しました。
訪問予定だった温泉施設「ブルーラグーン」も安全上の理由から一時閉鎖となり、旅のプラン変更を余儀なくされました。

ブルーラグーン閉鎖の決定と旅程の見直し

アイスランドの火山噴火で心配したこと
  • アイスランドの被害はないのか?
  • 飛行機は予定通り飛ぶのか?
  • ブルーラグーンは、閉鎖中だが、他の観光への影響はないのか?
  • レイキャビク市街など火山灰の影響はないのか?

あれこれ心配しましたが、アイスランドの噴火は「年に数回発生しているが飛行にも安全にも問題がない」とわかりました。

基本的には安全
  • アイスランドは火山国で、噴火のリスクを前提とした高い防災体制が整う
  • 危険区域はすぐに立ち入り禁止となり、空港・主要道路・都市部の安全を優先的に確保
  • レイキャビク市内や他の観光名所には直接的な危険は及ばない

予約していたブルーラグーンからは、「ブルーラグーン近くの火山噴火のためしばらく閉鎖する」とメール連絡があり、返金手続きもすぐにしてもらえました。

ブルーラグーンの入場チケット
ブルーラグーンの入場チケット
ゆみみ

楽しみにしていたミルキーブルーの巨大温泉「ブルーラグーン」には行けなくなったけど、予定通りアイスランドに旅行します!

代替案として浮上した「火山観光ヘリコプターツアー」

空飛ぶペリコプター
友人

火山の上空を飛ぶヘリツアーがありますよ!参加しませんか?

友人から声を掛けられた「火山ヘリコプターツアー」の料金が高額で悩みました。

迷った末に参加を決めた理由

参加した理由
  • ブルーラグーンが閉鎖になり、時間ができた
  • 噴火の様子をこの目で見たいと思った
  • ヘリなら安全に近くで見られると感じた
  • 一生の思い出になると感じた
  • 費用は高かったが、それ以上の価値を感じた

ツアー概要と予約

どんなツアー?

レイキャビク空港から出発し、レイキャネス半島へ。
最新の噴火現場を楽しめます。

所領時間は?

45分間です。

ツアーガイドは?

パイロットが簡単な英語で説明してくれます。

参加人数は?

1機の定員は5名で、5名以下の場合は相乗りになります。

参加料は?

レートで変動しますが2025年6月現在、1人9万円程度です。

申込先は?

日本語で予約できます。24時間前までキャンセル無料。

\ここから検索して申込めます!/

「アイスランド火山ツアーで検索」してください!

いざ空へ!ヘリコプターから見るアイスランドの大地

噴火するアイスランドの火山
噴火するアイスランドの火山

搭乗前の流れと安全ブリーフィング

ヘリコプター会社の待合室

このツアーに送迎は付いていないため、レイキャビク市内のホテルからタクシーで向かいました。

待合室は、プレハブの簡易的な建物で少々不安な面持ちで中に入りましたが、問題なく受付できました。

フリードリンク
フリードリンク

搭乗時間までは、ドリンクやスナック菓子を無料でいただけます。

待合室
待合室

搭乗までの時間をゆったりとしたソファーで過ごします。(トイレも利用できます)

名前を呼ばれるとチームごとに分かれて、パイロットからの説明を受けます。

ペリコプター
搭乗前のヘリコプター

ヘリコプターは5人乗りで、1人がパイロットの隣に座れます。
他の方が遠慮され、私が前席に座ることになりました。

ヘリコプター操縦席
コックピット

シートベルトをして、ヘッドホンを装着して離陸です!

ヘリコプターの滑走路
滑走路
ゆみみ

ヘリの音は大きかったけど、恐怖感よりワクワクした気持ちが大きかったです!

飛行ルートと見どころ(火口・溶岩・過去の火山跡など)

凍りついたチョルトニン湖
レイキャビク市内

まず目に飛び込んでくるのは、レイキャビク市内の街並みです。
凍りついた湖の周りには、ヨーロッパらしい趣のある家々が立ち並び、まるで絵本のような風景が広がっています。

火山噴火(遠景)
火山噴火

5分ほど飛行すると、西の方角にモクモクと立ち上る噴煙と、遠くに赤く光る火口が見えてきました。

立ち上る噴煙
立ち上る噴煙

そして、横へと広がる溶岩。あちこちから立ち上る噴煙。

溶岩流
溶岩流

ヘリの窓越しに見下ろす真っ赤な溶岩流。
熱のうねりが伝わってくるようで、ただただ圧倒されました。
大地を裂いて流れ出すマグマの迫力に息を呑みます。

噴火口
噴火口

二つの火口から赤々と溶岩が噴き出し、煙が空へと立ちのぼります。
まさに大地が生きていると実感する光景です。

噴き上がる溶岩
噴き上がる溶岩

火口から勢いよく噴き上がる溶岩が、まるで炎の滝のように流れ出しています。
地表を赤く染めながら、圧倒的な熱と力が広がっていく様子に目が釘付けになりました。

溶岩の川
溶岩の川

真っ赤な溶岩の川が大地を切り裂くように流れています。

パイロットの撮影風景

フライトの記録として、パイロットも静かに動画を撮影。
赤く光る溶岩の川を見届けながら、私たちは名残惜しくこの場所を離れました。

過去の噴火の火口
過去の噴火の火口

フライトでは、過去の噴火でできた火口も上空から見学。静まり返った大地にぽっかりと開く火口。

アイスランドの大地
アイスランドの大地

手前に広がる過去の火口跡と、その向こうで噴煙を上げる現在進行形の火山。
オレンジ色の空の下、火山大国アイスランドの時の流れを感じる光景でした。

溶岩の跡
溶岩の跡

黒く広がるのは、過去の噴火で流れ出した溶岩の跡。
大地を切り裂くように残るその黒い帯が、火山の力強さと時の流れを静かに物語っていました。

噴火で生まれた山

過去の噴火で生まれたこの美しい山は、レイキャネス半島の火山活動の歴史を物語っています。
今後この山自体が噴火する可能性は低いですが、周辺では新たな火山活動が起きる可能性があるそうです。

【火山観光ヘリコプターツアー】体験を終えての感想

パイロットさんと記念撮影
パイロットさんと記念撮影
ゆみみ

今回の火山ヘリコプターツアーは、まさに一生に一度の貴重な体験になりました!

写真や映像では決して味わえない迫力と感動!
  • 間近で見る真っ赤な溶岩の流れ
  • 火口から吹き上がる噴煙
  • 地表を覆う黒い溶岩跡

大地の鼓動が目の前で感じられ、改めて自然の偉大さと恐ろしさを実感しました。

費用は正直高額でしたが、あの光景を自分の目で見て、肌で感じられたことはお金には代えがたい価値がありました。
予定していたブルーラグーンが閉鎖になり残念に思っていた気持ちも、この体験で一気に前向きになれました。
アイスランドを訪れるなら、ぜひ火山の息吹を間近で感じるツアーに参加することを心からおすすめしたいです。

【アイランド】近年の噴火データ(2021–2025)

ヘリコプターの窓越しの火山噴火

アイスランドは火山活動が非常に活発な国で、近年もレイキャネス半島を中心に複数回の噴火が発生しています。
特に2021年以降は活動期に入り、観光や生活にも影響を与える噴火が続いています。
ここでは、最近の主な噴火の時期や特徴をまとめた一覧表をご紹介します。

スクロールできます
年月日火山/地点期間主な特徴・影響
2021年3月19日 – 9月18日Fagradalsfjall約6ヶ月約5年間沈黙後の噴火。
2022年8月3日 – 8月21日Fagradalsfjall約3週間有毒ガス発生で航空コードレッドに
2023年7月10日 – 8月6日Litli-Hrutur約27日小規模、ガス影響あり
2023年12月18日 – 12月21日Sundhnúkur群約3日亀裂約4 km、Crater Rowの初噴火
2024年1月14日 – 1月16日Sundhnúkur群約2日グリンダヴィーク付近で溶岩流、住宅3棟焼失
2024年2月8日 – 2月9日Sundhnúkur群約1日溶岩噴出、高さ80 m、インフラに影響
2024年3月16日 – 5月9日Sundhnúkur群約54日最長の噴火。亀裂当初から1つの火口に収束
2024年5月29日 – 6月22日Sundhnúkur群約24日火山灰を周辺に生成
2024年8月22日 – 9月6日Sundhnúkur群約15日9回目の噴火(2021年開始から数えて)
2024年11月20日 – 12月8日Sundhnúkur群約18日駐車場やブルーラグーンに溶岩影響
2025年4月1日 – 4月1日Sundhnúkur群0.4日最新噴火、小規模

近年、アイスランドの火山活動は頻発していますが、観光客への直接的な危険はしっかり管理されています。
最新情報を確認し、安全な範囲で火山の迫力を楽しむことができます。
私が体験した火山ヘリツアーも、まさにそんな大地の息吹を間近に感じる貴重な機会でした。

火山ヘリツアーの申込

火山ヘリツアー
火山ヘリツアー

火山の迫力を自分の目で見たい方は、ぜひこのツアーを検討してみてください。
私自身、あの景色を見て本当に参加してよかったと心から思いました。
現地でしか味わえない感動が、きっと待っています。

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\レイキャビク:45分間の火山観光ヘリコプターツアー/

一生の思い出に残る絶景を体験!!

まとめ:アイスランド火山ヘリコプターツアーは一生の思い出に!

火山の迫力を間近に感じられるこのヘリコプターツアーは、アイスランドならではの特別な体験でした。

費用は高めですが、それ以上の感動と価値があります。

もし噴火のタイミングに訪れるなら、ぜひこの絶景を上空から楽しんでみてください。

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一生の思い出に残る絶景を体験!!

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