デンマークのコペンハーゲン国際空港(コペンハーゲン・カストラップ空港・CPH)にあるスカンジナビア航空が運営するSASラウンジを利用しました。
- 北欧デザインのインテリアが印象的な洗練された開放的な雰囲気
- ビュッフェスタイルの食事、アルコール飲料とソフトドリンクの提供
- シャワー室完備
- 会議室、キッズルームなど充実した設備
2024年のアライアンス変更によりラウンジの利用対象者も変更になっています。ご注意ください。
アライアンス変更により、利用条件のひとつだった「スターアライアンスゴールド」では、利用できなくなりました。
SASラウンジの体験レビュー
今回利用したSASラウンジについて体験レビューします。
ラウンジの雰囲気
北欧デザインのシンプルながらも温かみのある木製の家具を配置し、おしゃれな雰囲気が広がっています。
広いラウンジの一部には2階(SASゴールドラウンジ)がありますが、基本的に吹き抜けで天井が高く開放的な空間です。
ラウンジ内の落ち着いたソファー席は人気があるようでずいぶん埋まっていました。
なんとか2人が並んで座る程度なら、席が見つかるぐらいの混み具合です。
SASラウンジの食事
ラウンジ利用の時間帯が朝だったため、朝食メニューが並んでいました。
大きなチーズのスライサーが目を引きます。均等な厚さで簡単にスライスできるのが印象的でした。
食事内容は?
シェンゲン協定加盟国エリア内のラウンジなので食事内容は、国際線に比べると簡素に感じました。
北欧ならではのユニークな食事体験をして、健康的な朝食がいただけました!
SASラウンジのドリンク
ドリンクコーナーも充実しています。
- アルコール飲料:デンマークビール「カールスバーグ」、赤ワイン、白ワイン
- ソフトドリンク:ジュース各種、炭酸飲料
- ホットドリンク:コーヒー各種、紅茶(CLIPPER)
アルコールはサーバーで提供されており、自由に注げます。
イギリスの紅茶CLIPPER(クリッパー)は日本ではあまり見かけないため試してみるのが良さそうです。
シャワーについて
6室のシャワールームが完備されています。
朝の利用だったので、今回は利用しませんでしたが、「ご利用の際はレセプションにお問い合わせください」と案内があります。
リフレッシュできる施設があるのは便利ですね。
その他の設備
会議室やキッズルームなどもとてもおしゃれな空間です。
- デジタル新聞と雑誌
- 無料Wi-Fi
- トイレ
- 会議室(貸出)
- キッズルームなど
SASファストトラックとSASラウンジの基本情報
スカンジナビア航空でチェックイン後には、ファストトラックを利用できます。
ファストトラック(優先保安検査場)
ラウンジ利用対象者であれば、優先して保安検査場が通過できるファストトラックも利用できるはず。
基本的に搭乗券をかざすだけで入れます。
基本情報
場所 | 第3ターミナル、ピアC、保安検査通過後のシェンゲン協定加盟国エリア内 |
営業時間 | SAS初回定期便の1時間前からSAS最終定期便の30分前まで |
SASラウンジ公式サイト | https://www.flysas.com/jp-ja/travel-info/at-the-airport/lounges/ |
はじめての空港でも迷ったり混雑したりがなく、とても快適に移動ができました。
【アライアンス変更】スカンジナビア航空(SAS)について
スカンジナビア航空(SAS)は、2024年8月31日にスターアライアンスを脱退し、2024年9月スカイチームに加盟しました。
スターアライアンス加盟航空会社 | スカイチーム加盟航空会社 |
---|---|
・ANA ・ユナイテッド航空 ・ルフトハンザドイツ航空 ・シンガポール航空など | ・KLMオランダ航空 ・デルタ航空 ・チャイナエアラインなど | ・エールフランス航空
この変更によりスターアライアンスの上級会員である「スターアライアンスゴールド」では、ラウンジ利用できなくなりました。
SASラウンジ利用条件
SASラウンジとSASゴールドラウンジの利用対象者は、次のとおりです。
SASラウンジ利用対象者
SAS運航便またはSkyTeam提携航空会社の便の搭乗券をご提示いただいた方
- SASプラスまたはSASビジネスの搭乗者
- EuroBonusダイアモンド/ゴールド会員およびSkyTeam Elite Plus会員
- ラウンジ利用の権利を購入された方
SASゴールドラウンジ利用対象者
SAS運航便またはSkyTeam提携航空会社の便の搭乗券をご提示いただいた方
- EuroBonusダイアモンドまたはゴールド会員
- SkyTeam Elite Plus会員
【SASビジネス搭乗記】レイキャビク(アイスランド)行き
コペンハーゲン発レイキャビク行きに搭乗しました。
シェンゲンエリア内の移動(搭乗時間3時間25分)で「ビジネスクラス」と言っても通常の座席です。
3席を1人で利用できるようになっていました。
ビジネスクラスだと食事が提供されます。
朝の時間帯は朝食メニューが用意されていました。
- サラダとスライスチーズ
- パンとバター
- ヨーグルトとシリアル
- リンゴジュース
簡素な機内食ですが、ラウンジでも食事ができるので問題ありませんね。
アイスランドの上空では火山噴火が見られました。(2024年11月末)
アイスランド上空絶景続きです!ぜひ搭乗をおすすめします。
まとめ:北欧デザインの快適なラウンジ
コペンハーゲン空港のSASラウンジは、北欧デザインの美しいインテリアと充実した設備が特徴です。
食事や飲み物は、シンプルながらも北欧らしい質の高さが感じられ、快適な時間を過ごせます。
2024年のアライアンス変更によって利用条件が変更されている点には注意が必要ですが、スカンジナビア航空やスカイチーム提携航空会社を利用する際には、ぜひ訪れてみてください。
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